日系企業進出状況(2024年1月)

2024年1月24日

■明治、広東省広州市で乳製品と菓⼦の新⼯場稼働

明治は 1 月 12 日、中国広東省広州市で乳製品と菓子の新⼯場を稼働したと発表した。同社は、伸⻑する中国市場で新たな付加価値商品の提供を通して新市場の開拓を加速するとした。発表によると、今回の広州⼯場の稼働により、中国での⽜乳・ヨーグルトの⽣産能⼒は約 4 倍となり、菓子事業の⽣産能⼒を約 2 倍に増強した。

■はま寿司、北京 1 号店オープン 中国事業の成⻑めざす

ゼンショーホールディングスは 17 日、回転ずし「はま寿司」の北京市内の 1 号店を開業した。FOOD&LIFECOMPANIES も回転ずし「スシロー」の同市内での出店を探っており、各社は日本⾷への関⼼が⾼い中間層の厚い北京への出店で中国事業の拡⼤をめざす。

2024年1月17日

■成都ローソンがカレー専門店の日本人経営者と新商品を共同開発

成都ローソンは、1 月 5 ⽇から、成都ローソンの開業 2 周年を記念して、四川省内のローソン全店舗において、四川省成都市でカレー専門店などの経営を⾏っている成都⼭下元気餐飲の⼭下元気代表取締役と共同開発した新作メニューの販売を始めた。

■ホンダが大型⼆輪モデルの中国販売強化、上海に新会社設⽴へ

ホンダは、上海で⼤型二輪の販売会社を設⽴すると発表した。現地で⼤型モデルの⼈気が高まっているため。 北京にある現地法⼈のうち、上海にある二輪部門から⼤型二輪を独⽴させて販売増を目指す。新会社はホンダモーターサイクル上海。 資本⾦は 1.96 億⼈⺠元(約 39 億円)でホンダの現地法⼈が 100%出資する。 2024 年 4 月に事業を始める。

2024年1月10日

■ホンダの中国新⾞販売、23 年は 10%減 現地勢と競争激化

ホンダは 4 ⽇、2023 年の中国市場での新⾞販売台数が 22 年⽐ 10.1%減の 123 万 4181 台になったと発表した。前の年に⽐べて減るのは 3 年連続。電気自動⾞(EV)など「新エネルギー⾞」で中国企業との競争が激化したことが響いた。

■コメ兵 HD、上海店舗の屋号を「BRAND OFF」に変更

中古品流通⼤⼿のコメ兵ホールディングス(HD)は 5 ⽇、「KOMEHYO」の屋号で運営してきた上海の 1 店舗の屋号を「BRAND OFF(ブランドオフ)」に変更すると発表した。同社は台湾と⾹港でブランドオフの屋号で店を展開しており、中華圏で認知度の高い屋号に変え、上海での販促につなげる狙い。

2024年1月3日

■イオンモール中国、地域貢献プロジェクトの全国大会を開催

イオンモール(中国)投資(以下、イオンモール中国)は、12 月 11 日に北京市で「2023 年究極のローカライズ企画全国⼤会」を開催した。全国 22 のモール、5 エリアの省本部および中国本部の社員が、地域に根ざした店舗経営を目指し、地域の課題解決や魅⼒向上に取り組む企画を検討、各エリアで企画コンペを開催し、そのうち決勝に進んだ 14 のチームが地域貢献プロジェクトについての紹介プレゼンを⾏った。

■アデランスがアクシージアと協業、中国にコラボ商品投入

毛髪・美容・健康のウェルネス事業をグローバル展開するアデランスは 7 日、中国 EC 事業に強みを持つ化粧品会社アクシージアと協業し、男性向けヘア&スカルプケアブランド「HairRepro(ヘアリプロ)」を中国市場に向けて本格展開し、アクシージアとコラボレーションした新商品『HairRepro AG Care Set』を、発売することを発表した。