日系企業進出状況(2026年5月)

2026年5月28日

■RoborockとSB C&S、ロボット掃除機Roborock Saros 20 Sonicをヤマダデンキなどで発売

ロボット掃除機やスティック掃除機を製造・開発する北京石頭世紀科技と世界の最新IoTプロダクトやスマート家電を取りそろえるSB C&S株式会社は、次世代フラッグシップモデルのロボット掃除機「Roborock Saros 20 Sonic(ロボロック サロス ニーゼロ ソニック)」(以下「Saros 20 Sonic」)を、2026年6月1日(月)に、全国のヤマダデンキ(一部店舗を除く)およびヤマダウェブコムで発売します。発売に先立ち、全国のヤマダデンキおよびヤマダウェブコムでは、5月18 日(月)に予約の受け付けを開始する。「Saros 20 Sonic」は、伸縮式ソニックモップと高度なナビゲーション技術を搭載し、革新的な水拭きを実現するフラッグシップモデルのロボット掃除機である

■ロック・フィールドが上海子会社を解散、コロナ禍後の業績低迷で

惣菜大手のロック・フィールド(2910/東証プライム)は19日、中国連結子会社の岩田(上海)餐飲管理有限公司を解散・清算すると発表した。新型コロナウイルス禍後の消費不振が響き、事業の継続が難しいと判断した。岩田上海は上海市と南京市で総菜を製造販売していた。清算の完了時期や2026年4月期の連結業績への影響は精査中としている。香港で地元のシティスーパーとライセンス契約に基づき手がけている総菜事業は続ける。ロック・フィールドは12年8月に岩田上海を設立し、同年12月に上海市で「RF1」のアジア1号店を開いた。コロナ前は業績が伸びていたが、現地の消費不振や飲食店の乱立による競争激化で販売が落ち込んだ。

2026年5月21日

■三菱電機と上海電気、昇降機合弁事業の契約20年延長

三菱電機株式会社(以下、三菱電機)と三菱電機ビルソリューションズ株式会社(以下、MEBS)は、三菱電機と上海電気集団股分有限公司(本社:中華人民共和国 上海市、以下、上海電気集団)との合弁企業である上海三菱電梯有限公司(Shanghai Mitsubishi Elevator Co., Ltd.、以下、SMEC)について、2026 年12月に満了となる合弁契約を20年間延長することで合意し、第三期合弁契約を更改した。三菱電機とMEBSは、今後もSMECとともに、中国の昇降機市場のニーズに対応した製品・サービスの提供を継続し、将来的には三社の連携によりグローバルでさらなる事業拡大を目指すという。

■タムラ製作所が田村汽車を売却、車載用昇圧リアクタ生産を集約

タムラ製作所は、取締役会において広東省佛山市に拠点を置く孫会社田村汽車電子(佛山)有限公司の全持分を譲渡すると発表した。譲渡先は中国企業の佛山市南海矽鋼鐡芯制造有限公司。2026年6月末の実行を予定しており、HEV(ハイブリッド電気自動車)向け車載用昇圧リアクタの生産を日本に集約することで収益性の向上を図るほか、HEVの需要拡大が見込める日本・米国・ASEAN(東南アジア諸国連合)への供給拡大につなげるという。

2026年5月14日

■ホンダの4月中国販売48%減 トヨタも25%減、国内競争厳しく

ホンダは11日、中国市場での4月の新車販売台数が前年同月比48.3%減の2万2595台だったと発表した。トヨタ自動車も25.4%減の10万6500台だったと明らかにした。中東情勢の悪化によるガソリン価格の上昇が響いた。中国自動車工業協会によると、中国全体の新車販売台数も21.6%減だった。新型車の投入が遅れているホンダは中国で苦戦が続いており、前年割れは27カ月連続。広州汽車集団との合弁会社「広汽本田汽車」の落ち込みが63.7%と特に大きかった。トヨタは3カ月連続のマイナス。

■日立(中国)と提携、人型ロボット「Walker S2」をエレベーター生産ラインに導入

中国の人型ロボットメーカーUBTECH(優必選)は、日立(中国)と戦略的提携を締結した。両社はエレベーターや半導体製造装置などの分野で深く連携する。日立は既に製造現場にUBTECHの産業用人型ロボット「Walker S2」を導入し、作業試験や応用検証を開始した。協力範囲はエレベーター、ビルシステム、ヘルスケア、産業装置など日立グループの多岐にわたる事業に及び、製造プロセスの柔軟な自動化を目指す。日立(中国)研究院とUBTECH、日立電梯(中国)の3者が共同でエレベーター製造現場における二次開発を行い、重要工程の自動化に挑む。今回の提携は、中国の人型ロボット技術が国際的メーカーから高く評価された証左であり、伝統的な製造ラインに新たな自動化の道筋を示すものとなる。