日系企業進出状況(2026年5月)

2026年5月21日

■三菱電機と上海電気、昇降機合弁事業の契約20年延長

三菱電機株式会社(以下、三菱電機)と三菱電機ビルソリューションズ株式会社(以下、MEBS)は、三菱電機と上海電気集団股分有限公司(本社:中華人民共和国 上海市、以下、上海電気集団)との合弁企業である上海三菱電梯有限公司(Shanghai Mitsubishi Elevator Co., Ltd.、以下、SMEC)について、2026 年12月に満了となる合弁契約を20年間延長することで合意し、第三期合弁契約を更改した。三菱電機とMEBSは、今後もSMECとともに、中国の昇降機市場のニーズに対応した製品・サービスの提供を継続し、将来的には三社の連携によりグローバルでさらなる事業拡大を目指すという。

■タムラ製作所が田村汽車を売却、車載用昇圧リアクタ生産を集約

タムラ製作所は、取締役会において広東省佛山市に拠点を置く孫会社田村汽車電子(佛山)有限公司の全持分を譲渡すると発表した。譲渡先は中国企業の佛山市南海矽鋼鐡芯制造有限公司。2026年6月末の実行を予定しており、HEV(ハイブリッド電気自動車)向け車載用昇圧リアクタの生産を日本に集約することで収益性の向上を図るほか、HEVの需要拡大が見込める日本・米国・ASEAN(東南アジア諸国連合)への供給拡大につなげるという。

2026年5月14日

■ホンダの4月中国販売48%減 トヨタも25%減、国内競争厳しく

ホンダは11日、中国市場での4月の新車販売台数が前年同月比48.3%減の2万2595台だったと発表した。トヨタ自動車も25.4%減の10万6500台だったと明らかにした。中東情勢の悪化によるガソリン価格の上昇が響いた。中国自動車工業協会によると、中国全体の新車販売台数も21.6%減だった。新型車の投入が遅れているホンダは中国で苦戦が続いており、前年割れは27カ月連続。広州汽車集団との合弁会社「広汽本田汽車」の落ち込みが63.7%と特に大きかった。トヨタは3カ月連続のマイナス。

■日立(中国)と提携、人型ロボット「Walker S2」をエレベーター生産ラインに導入

中国の人型ロボットメーカーUBTECH(優必選)は、日立(中国)と戦略的提携を締結した。両社はエレベーターや半導体製造装置などの分野で深く連携する。日立は既に製造現場にUBTECHの産業用人型ロボット「Walker S2」を導入し、作業試験や応用検証を開始した。協力範囲はエレベーター、ビルシステム、ヘルスケア、産業装置など日立グループの多岐にわたる事業に及び、製造プロセスの柔軟な自動化を目指す。日立(中国)研究院とUBTECH、日立電梯(中国)の3者が共同でエレベーター製造現場における二次開発を行い、重要工程の自動化に挑む。今回の提携は、中国の人型ロボット技術が国際的メーカーから高く評価された証左であり、伝統的な製造ラインに新たな自動化の道筋を示すものとなる。