日系企業進出状況（2023年10月）
桜葉コンサルティング株式会社2023年10月25日
■ファストリ、中国で最⼤ 4 割賃上げ ユニクロ販売員
ファーストリテイリングが、中国で展開する⾐料品店「ユニクロ」の店舗販売員の給与について、最大 4 割程度の引き上げを決めたことが分かった。10 ⽉から正社員やパートなどを対象に順次引き上げを始めた。待遇改善で従業員の就業意欲を⾼めるほか、優秀な⼈材の採⽤につなげる。
■ヤクルト中国現法が北京⽀店を新設、既存販社を吸収合併
株式会社ヤクルト本社は、中国ヤクルト株式会社（以下、中国ヤクルト）により、2024 年 1 ⽉ 1 日に北京市に北京⽀店を設⽴し、スーパーマーケットなどの店頭およびヤクルトレディによる宅配で乳酸菌飲料「ヤクルト」、「ヤクルトライト」および「ヤクルト 500 億ライト」を販売する。
2023年10月18日
■中国で福祉用具レンタル ヤマシタ、上海や天津に合弁
福祉用品レンタルのヤマシタは、このたび、中国天津市の現地階段昇降機メーカーである天津豊寧机電製品有限公司、との⽇中合弁会社「⼭下友愛（天津）健康管理有限公司」を設⽴し、2023 年 8 月より天津市⺠政局の協⼒のもと⾼齢者向け福祉用具レンタル制度のテスト事業を開始した。また、2023 年 10 月末にはショールームを開設し、サービス周知活動を拡大する。
■荏原製作所、中国統括会社に現地 4 子会社を現物出資
株式会社荏原製作所は、連結子会社である荏原冷熱システム（中国）有限公司、荏原機械（中国）有限公司、嘉利特荏原泵業有限公司、合肥荏原精密機械有限公司 4 社の持分を、同じく連結子会社である荏原（中国）有限公司に現物出資することを決定した。
2023年10月11日
■トヨタ「ロボタク⾞両」、中国 10 月にも公開
トヨタ自動⾞が中国市場に「ロボットタクシー⾞両」を投⼊する⾒通しだ。トヨタブランド純電気乗⽤⾞「bZ4X」を原型としてグレードアップする。⼩⾺智⾏科技（pony.ai）の自動運転⽀援技術を採⽤し、早ければ今年 10 月にも披露されるという。
■ナガオカが中国で大口受注、契約額 4 億円
ナガオカは、中国でスクリーン・インターナルを⼤口受注したと発表した。中国では、ポリエステル（繊維、PET 樹脂）の基礎原料となるパラキシレンを世界の半分以ているものの、⼀部は輸⼊に頼っていることから、パラキシレンの生産能⼒拡⼤に向け、生産設備の新設・増設が進んでおり、今回新たに建設が決定したパラキシレン・プラントに製品が採⽤された。受注⾦額は４億円。
2023年10月4日
■ラオックス、中国食品大手と提携 現地向けに⽔産物調達
日本で免税店事業などを⼿掛けるラオックスホールディングスは 23 日、中国の国有食品大⼿、光明食品集団と提携契約に調印した。ラオックスが中国で展開する飲食店事業で光明食品から日本産以外の⽔産物を調達する。中国の日本産⽔産物の輸入停⽌に対応する。
■荏原製作所が中国事業強化、北京に現地統括会社
荏原製作所は、中国における事業成⻑と収益基盤の強化のため、統括会社の「荏原（中国）有限公司」を北京市朝陽区に⽴ち上げたと発表した。中国国内における荏原グループのブランド⼒を向上し、中国での当社事業拡大を推進していくという。
