日系企業進出状況(2023年12月)

2023年12月20日

■タイトー、⾹港にゲームセンター 11 年ぶり海外出店

タイトーは 15 ⽇、⾹港でゲームセンターを開設する。同社の海外出店は 11 年ぶりで⾹港では初めて。⽇本の⼈気 IP(知的財産)を使ったグッズを景品とするクレーンゲーム機などを設置し、海外需要を取り込む。

■あじかんが広州⼦会社を清算、現地販売体制を⾒直し

卵焼きのあじかんは、中国の子会社を一本化する。中国国内向けの販売業務を担っていた味堪広州餐飲管理公司を清算し、⼭東安吉丸⾷品公司に機能を統合する。⼭東安吉丸⾷品は卵焼きや加⼯野菜を⽣産しており、製造と販売を一体化して顧客対応や商品開発のスピードを速める。

2023年12月13日

■トヨタ、11 月の中国の販売 17.2%増 日産も増加

トヨタ⾃動⾞の 11 月の中国新⾞販売は、前年同月比 17.2%増と 3 カ月連続で増加したことがわかった。電気⾃動⾞(EV)やハイブリッド⾞(HV)などの販売が伸びた。日産⾃動⾞の販売台数も 6 カ月ぶりに増加に転じた。

■スシローが北京⼦会社に追加出資、店舗展開を加速

回転すしチェーン「スシロー」を展開する FOOD & LIFE COMPANIES は 11 月 30 日、孫会社の北京寿司郎餐飲有限公司(北京寿司郎)に具体的な店舗進出に向け 610 万元(約 124 百万円)の増資を⾏う。北京寿司郎は、中国における回転寿司の拡大が⾒込まれる。そのなか、店舗進出に関し調査・検討を目的として資本⾦ 40 万元(約8百万円)で 2023 年 10 月に設⽴されたばかり。2 ヶ月で出店を判断した。

2023年12月6日

■コンバムが中国販売子会社を売却、現地市場の需要低迷で

株式会社コンバムは 14 日、中国連結⼦会社である妙徳空覇睦機械設備(上海)有限公司(上海妙徳)の全保有出資持分の譲渡を決定した。コンバムは、中国市場における需要が低迷していること等により、中⻑期にわたる安定的な事業継続が難しいと判断。2023 年 10 月に 28 万米ドルから 1 万米ドルへ減資を実施し、今回、全持分譲渡を決定した。

■⼤⽇光・エンジが無錫に新会社、ベトナム向け電子部品輸出を展開

電⼦機器製造の大日光・エンジニアリングは、は 15 日、中国連結⼦会社の無錫栄志電⼦有限公司を通じて、「無錫栄志電⼦貿易有限公司」を江蘇省無錫市に設⽴すると発表した。孫会社はベトナムに電⼦機器受託製造サービス(EMS)を⼿掛けり、⾞載やオートバイ向けを中⼼に、OA 機器向けなどの電⼦基板ユニットを受注する予定だ。