日系企業進出状況(2024年3月)
2024年3月27日
■小林製薬が安徽合肥に新工場、「熱さまシート」など生産
小林製薬は 15 日、全額出資する合肥小林日用品有限公司を通じ、安徽省合肥市高新区に新工場を建設したと報告した。新型コロナウイルス禍を経て中国で需要が伸びる冷却シート「熱さまシート」やカイロの生産力を高める。4 月中旬に操業を開始し、主に中国向けに販売する。
■秋川牧園が中国関係企業を連結子会社化、グループ発展に向け
日産自動車は中国の自動車生産能力を最大で 3 割減らす検討に入った。現地の合弁会社と協議する。ホンダも中国の生産能力を 2 割減らす意向だ。政府主導で中国の電気自動車(EV)シフトが進み日本勢は苦戦している。
2024年3月20日
■パナソニック HD、中国で Z 世代向け家電 若年層を開拓
パナソニックホールディングス(HD)は 14 日、1990 年代半ば以降に生まれた「Z 世代」をターゲットにした白物家電の新シリーズを発売すると発表した。中国ネット通販大手の京東集団(JD ドットコム)と提携を拡大し、京東の持つ顧客データを分析した商品開発や販促の効率化にも乗り出す。
■日産、中国の生産能力 3 割減へ
日産自動車は中国の自動車生産能力を最大で 3 割減らす検討に入った。現地の合弁会社と協議する。ホンダも中国の生産能力を 2 割減らす意向だ。政府主導で中国の電気自動車(EV)シフトが進み日本勢は苦戦している。
2024年3月13日
■ファミマは合弁⾒直し、中国戦略が岐路に
ファミリーマートは 4 日、中国事業で提携する台湾系食品⼤手の頂新グループと合弁事業の⾒直しで合意したと発表し
た。運営方針を巡る係争を早期に終え、てこ⼊れを優先する。ファミマは中国合弁相手の頂新グループと事業の枠組みを
⾒直し中国での再拡⼤に動くとする。
■ホンダ、1〜2 ⽉の中国新⾞販売 6%増 EV は不調
ホンダは 5 日、1〜2 月の中国での新⾞販売が前年同期比 5.9%増の 14 万 6458 台だったと発表した。前年同期は中国政府による新⾞の需要喚起策が終了した直後で、販売が⼤きく落ち込んでいた。
2024年3月6日
■パナソニック系、「超⾳波式⽔素流量濃度計」を中国投入
パナソニックエレクトリックワークスは 14 日、⾼湿度下の⽔素流量・濃度を同時計測可能な「超⾳波式⽔素流量濃度計」の中国市場向け新製品の受注を同日付で開始すると発表した。本製品の活⽤により、燃料電池や⽔電解装置などの⽔素関連機器の研究開発の加速が期待される。
■日⽴エナジーが中国送電市場深耕、哈密〜重慶±800kV 建設に参加
日⽴製作所の送配電網⼦会社、日⽴エナジーが中国事業を拡⼤させている。日⽴能源(中国)有限公司はこのほど、送電ネットワーク世界最⼤手の中国国家電網に⾰新的な製品と技術を提供すると発表した。