日系企業進出状況(2026年1月)

2026年1月29日

■三菱電機が中国ソフト企業に出資、FAシステム事業の成⻑加速

三菱電機は16日、FAシステム事業の中国統括会社「三菱電機智能製造科技(中国)集団有限公司」を通じ、中国のソフトウェア企業、達智匯科技服務(蘇州)有限公司(以下、ADTTech社)と協業契約を締結し、出資したことを発表した。三菱電機は、製造管理ソフトウェアおよびエンジニアリングに強みを持つADTTech社との協業を通じて、中国市場でのFAトータルソリューション提案⼒を強化し、成⻑が⾒込まれる中国製造業の工場自動化・スマート工場化の課題解決に貢献することを目指している。

■東陽テクニカ、無線通信性能評価システムを中国で販売開始

株式会社東陽テクニカは、2026年1月より、中国⼦会社の東揚精測系統(上海)有限公司(TOYO Corporation China、以下TYC)を通じて、無線デバイスの性能評価システム「リバブレーションチャンバー」の販売を開始すると発表した。このリバブレーションチャンバーは、スウェーデンのBluetest ABが製造するもので、スマートフォンやノートPCなどの無線デバイスの性能を短時間で評価できる点が特徴である。中国市場における販売拡大を目指している。

2026年1月22日

■三菱電機が中国ソフト企業に出資、FAシステム事業の成⻑加速

三菱電機は16日、FAシステム事業の中国統括会社「三菱電機智能製造科技(中国)集団有限公司」を通じ、中国のソフトウェア企業、達智匯科技服務(蘇州)有限公司(以下、ADTTech社)と協業契約を締結し、出資したことを発表した。三菱電機は、製造管理ソフトウェアおよびエンジニアリングに強みを持つADTTech社との協業を通じて、中国市場でのFAトータルソリューション提案⼒を強化し、成⻑が⾒込まれる中国製造業の工場自動化・スマート工場化の課題解決に貢献することを目指している。

■アスクルが江蘇太倉に物流拠点、オリジナル商品を強化

アスクル株式会社は、2026年1月、中国・江蘇省太倉市に新たな物流拠点「ASKUL太倉センター」を開設し、1月16 日に開所式を執り⾏った。ASKUL太倉センターは上海近郊に位置しており、今後、バイヤーズコンソリデーション(バイコン)を⾏う拠点として活用していくという。バイヤーズコンソリデーションは、複数のサプライヤーから出荷される商品を指定拠点に集約し、まとめて輸送する物流⼿法であり、グローバルな調達・物流の分野において活用されている。ASKUL太倉センターの開設により、より安定的・効率的な海外調達体制をすることを目指している。

2026年1月15日

■塩野義製薬、中国で抗菌薬の承認取得 新薬販売の足がかりに

塩野義製薬は8⽇、既存の抗⽣物質が効かない薬剤耐性(AMR)感染症の治療薬「セフィデロコル」について、中国で製造販売承認を取得したと発表した。すでに⽇本や欧米など26の国・地域で販売しており、販売は堅調に伸びる。今回の承認を、後発薬の販売が中⼼だった中国本⼟で新薬事業を本格的に展開する足がかりにする。中国⼦会社を通じて、中国の医薬品規制当局から認可を受けた。海外で実施した国際共同治験と、中国国内の臨床試験の結果をもとに有効性と安全性を確認した。

■物語コーポが⾹港子会社に追加出資、1500万⾹港ドル注入

外食大手の物語コーポレーションは13⽇、香港⼦会社でレストラン経営の物語香港有限公司に追加出資すると発表した。物語香港の増資を引き受ける形で、1500万香港ドル(約3億円)増資により、物語香港有限公司の資本⾦が物語コーポレーションの資本⾦額の100分の10以上に相当し、特定⼦会社に該当することとなる。グループは、中期経営計画「ビジョン 2025」において、⽇本だけでなく海外においても顧客・社会に価値提供のできる、⽇本・海外における「業態開発型リーディングカンパニー」の実現を掲げている。今後も高い経済成⻑が期待されるアジア市場の⼀つである香港への事業展開を進め、海外事業のさらなる強化を図り、中期経営計画「ビジョン2025」の実現を目指す。

2026年1月8日

■ ハイケム、帝人の特許技術で耐熱生分解性プラ 中国市場を開拓へ

化学品商社のハイケムは帝人から特許使用権を買い取った技術で耐熱⽣分解性プラスチックに参⼊する。帝人は⽇本で成⻑が⾒込めず撤退したが、ハイケムはプラ環境規制が強まる中国で商機を探り世界シェアの 1 割を狙う。帝人から譲受した「ステレオコンプレックスPLA(SC-PLA)」の知的財産権に基づく技術の再現に成功したことを受け、量産化に向けたさまざまな可能性を検討し、社会実装に向けた取り組みを加速していく。さらに熱に弱い⽣分解性プラの⽋点を克服し、自動⾞用耐熱繊維やアイロンがけできる⾐服向けに売り込むという。

■ 東陽テクニカが中国で⾞両試験統合システム発売、2030 年に 10 台導入へ

東陽テクニカは、スウェーデンの Rototest 社が開発したハブダイナモメーター「ROTOTEST® Energy™」を中心にしたVILS 統合システムを 2026 年から中国市場で販売開始することを発表した。このシステムは、先進モビリティ技術の開発を加速させるために設計されており、特に電動化や自動運転技術の進展に伴う試験ニーズに応える。東陽テクニカは、2030 年までに「ROTOTEST® Energy™」を 10 台販売する目標を設定しており、これにより中国市場における先進的な⾞両性能評価技術の普及を促進する。