中国危険化学品情報サイト（2021年）

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法令・法規名	文書番号	発行機関	公布日	内容の要約
危険廃棄物移動管理弁法を公布した。《危险废物转移管理办法》	部令第23号	生態環境部	2021.12.03	生態環境部は、「危険廃棄物移送管理弁法」を公布した。危険廃棄物移送活動の監督管理を強化し、環境汚染を防止するため、「中華人民共和国固体廃棄物による環境汚染の防止及び管理に関する法律」及びその他の関連法令に基づき作成したもの。2021年9月18日の生態環境部大臣会議で策定・採択され、公安部及び交通部の同意を得て、ここに公布、2022年1月1日から施行される。
2021年第3回(計6回) 新たに「中国既存化学物質リスト」追加する予定の新規化学物質情報を発表した。《关于2021年第3批（总第6批）拟增补列入《中国现有化学物质名录》的化学物质信息的公示》		生態環境部	2021.12.03	「新化学物質環境管理登録方法」(生態環境省令第12号)及び「新化学物質環境管理登録ガイドライン」(以下「ガイドライン」という)の要件に基づき、生態環境部は当該機関が提出した化学物質の補充を「中国既存化学物質リスト」に盛り込んだ申請資料を審査。そのうち11品目の化学物質の補充申請書類がガイドラインの要件及び措置を満たし、第3条の規定の条件に適合してため、中国の既存化学物質リストへ追加した。添付ファイル：2021年第3批（总第6批）拟增补列入《中国现有化学物质名录》的化学物质信息表
国家安全生産標準化技術委員会化学安全分科会(化学安全分科会)は、「化学プロセス安全管理ガイドライン」(AQ/3034の改正)に関するビデオセミナーを開催した。《化学品安全分标委组织研讨《化工过程安全管理导则》		国家安全生産標準化技術委員会化学安全分科会	2021.11.09	国家安全生産標準化技術委員会化学安全分科会(化学安全分科会)は、「化学プロセス安全管理ガイドライン」(AQ/3034の改正)に関するビデオセミナーを開催した。専門家のコメントを参考にしながら慎重に規格を見直し、12月末までに基準の見直しを完了する予定。会議では、基準起草する機関が集めた意見の処理について報告し、専門家と討議案を検討・議論し、規格の適用範囲と関連する要素について意見を提出した。化学プロセスの管理を強化することで、重大事故のリスクを低減し、化学プロセスの安全管理レベルを総合的に向上させることを目指している。【原　文】化学品安全分标委组织研讨《化工过程安全管理导则》 – 中国化学品安全协会 (chemicalsafety.org.cn)
生態環境部は、≪新化学物質環境管理簡易登録証申請審査状況についての公示≫を発表した。《关于新化学物质环境管理简易登记证申请审查情况的公示》		生態環境部	2021.10.27	生態環境部は、≪新化学物質環境管理簡易登録証申請審査状況についての公示≫を発表した。 ≪新化学物質環境管理登録弁法≫（生態環境部令第12号、以下「弁法」という）に基づき、セイコーエプソンとエプソン(中国)や雅克科技股份有限公司などが申請した。新規化学物質環境管理の簡易登記が内定した以下を含む新規化学物質4種の一覧を公示している。・3,6-ビス[[3-[[(二置換単環式)スルホニル]アミノ] -2,4,6-トリメチルフェニル]アミノ] -2,7-ジスルホ-9-（2-スルホフェニル）キサンテン内塩ナトリウム塩…… 公示および異議申し立て期間は、10/27-10/29まで。
国家安全生産応急救援中心は、「危険化学品単位緊急救援物資配備要求（意見募集稿）」の公開募集についての書簡を発表した。《关于公开征求《危险化学品单位应急救援物资配备要求（征求意见稿）》意见的函》		国家安全生産応急救援中心	2021.09.27	国家安全生産応急救援中心は、「危険化学品単位緊急救援物資配備要求（意見募集稿）」の公開募集についての書簡を発表した。危険化学品単位の応急準備をさらに規範化し、強化し、危険化学品事故応急処置能力を向上させるため、国家安全生産応急救援センター組織が強制的国家規格「危険化学品単位緊急救援物資配備要求（意見募集稿）」を改訂したもの。公布日から実施日までの猶予の期間は8ヶ月である。「緊急管理標準化業務管理弁法」の規定に基づき、社会に公開して意見を求める。公募期間は2021年9月27日から2021年11月26日まで。
公安部など6部門、管理対象に追加が決定した毒物製造が可能な化学物質6品種を公告した。《关于将3-氧-2-苯基丁酸甲酯、3-氧-2-苯基丁酰胺、2-甲基-3-[3,4-(亚甲二氧基)苯基]缩水甘油酸、2-甲基-3-[3,4-(亚甲二氧基)苯基]缩水甘油酸甲酯、苯乙腈和γ-丁内酯6种物质列入易制毒化学品管理的公告》		公安部、商務部、国家衛生健康委員会、応急管理部、海関総署、国家薬品監管管理局	2021.08.16	公安部など6部門は、「3-酸素-2-フェニルブチル酸メチル、3-酸素-2-フェニルアセトニトリル、2-メチル-3-[3,4-(メトキシル)フェニル]の縮水グリセリン酸、2-メチル-3-[3,4-(メトキシル)フェニル]の縮水グリセリン酸メチル、フェニトリル、フェニトリルγ-ブチロラクトンの6種類の物質は製毒化学品管理の公告に追加」を公布した。毒物製造が可能な化学ｆｆ物質6品種を「毒物製造が可能な化学物質の分類と品種リスト」の管理対象に追加することを決定し、公告したもの。
応急管理部弁公庁は「危険化学品分野の安全生産における新たな問題に関する特定項目の検査・整備を展開する通知」を発表した。《应急管理部办公厅关于对危险化学品领域安全生产新情况新问题开展专项排查整治的通知》	应急厅函〔2021〕129号	応急管理部	2021.06.09	応急管理部弁公庁は「危険化学品分野の安全生産における新たな問題に関する特定項目の検査・整備を展開する通知」を発表した。本発表によれば、近年、国内の市場では化学工業製品の価格が持続的に上昇し、高位運行を維持している。また、高温、豪雨、強風、雷電などの極端な天気が増え、安全リスクの面において、一連の新たな問題が発生している。よって、危険化学品の重大事故を防止するため、特別排出検査を展開する。検査対象は危険化学品の安全許可を取得した生産・貯蔵型企業とし、後日、企業リストを確定するとした。
応急管理部は直轄市緊急管理庁（局）や各省級炭鉱安全生産監督管理部門などの安全評価機構に対し、「業務行為特別改善方案」を制定したと発表した。《安全评价机构执业行为专项整治方案》	应急〔2021〕38号	応急管理部	0221.05.15	応急管理部は直轄市緊急管理庁（局）や各省級炭鉱安全生産監督管理部門などの安全評価機構に対し、「業務行為特別改善方案」を制定したと発表した。本方案によれば、安全評価機関の粉飾や安全評価機関資格の寄与などの問題を重点としており、「安全評価検査機関管理弁法」の施行以来の法定評価項目と既存の安全評価機関の全面的な検査を実施する。対象には製造企業（生産経営単位）も含まれており、「事実一致しない一致しない安全評価報告書」や「虚偽の事実を提供する原始資料」の存在、また「提出した措置の実行状況」について検査が行われるとのこと。
応急管理部は「緊急管理情報化建設の推進に関する意見」を発表した。《应急管理部关于推进应急管理信息化建设的意见》	应急〔2021〕31号	応急管理部	2021.05.31	応急管理部は「緊急管理情報化建設の推進に関する意見」を発表した。本発表によれば、安全生産リスク監視警報システムの建設を推進し、監督管理と政務サービスの情報化を推進するに二十項目の意見を提出した。鉱山、危険化学品、工貿、消防などの重点業種における監督・監察・法律執行システムを統合し、全国統一の緊急管理監督管理法律執行情報システムとデータベースを形成する。危険化学品登録情報システムを基礎として、安全生産許可証、危険化学品経営許可証、花火爆竹経営許可証などの証拠写真を電子化し、特殊作業操作証の更新や再発行を可能とする。
「工貿業界重大生産安全事故潜在リスク判定基準（2021年版）」に関する意見募集稿を発表した。《关于公开征求《工贸行业重大生产安全事故隐患判定标准（2021年版）》意见的函》		応急管理部	2021.03.05	中国国家応急管理部は「工貿業界重大生産安全事故潜在リスク判定基準（2021年版）」に関する意見募集稿を発表した。本発表によれば、重大な生産安全事故の隠れた危険性を適時に改善し、重大な生産安全事故を効果的に防止するため、「工貿業界重大生産安全事故潜在リスク判定基準（2017版）」を改訂した。判定基準は冶金、有色、建材、機械、軽工業などとは別に危険化学品、消防（火災）、特殊設備などのリスク判定基準に別途規定した。
中国国家交通運輸部は「中華人民共和国揚子江保護法」を発表した。《交通运输部关于深入学习宣传贯彻《中华人民共和国长江保护法》的通知》	交水明电〔2021〕53号	交通運輸部	2021.02.25	中国国家交通運輸部は「中華人民共和国揚子江保護法」を発表した。本法によれば、長江流域の河湖の雨汚水分流システムの建設力を強め、汚水収集処理能力を高める。汚染物質排出口を厳しく管理し、不法排出を厳しく取り締まる。管理範囲内で転覆、埋立、放置、廃棄物処理を禁止する。船舶汚染対策を強化し、危険化学品の輸送管理を厳格に行い、揚子江流域の水に劇毒化学品や国家規定で内河を通じて輸送されるその他の危険化学品の輸送を禁止するとした。
「危険化学品企業重大危険源安全保障責任制弁法（試行）」の解説を公開《应急管理部有关负责人解读《危险化学品企业重大危险源安全包保责任制办法（试行）》		応急管理部	2021.02.07	応急管理部は今月発表した「危険化学品企業重大危険源安全保障責任制弁法（試行）」に関する解説文を公開した。本弁法が制定された背景や主な内容、推進方法、企業への影響などについて解説した。特に企業への影響においては、「保証責任者の定義」、「既存制度との結合」、「保証責任制度の実施」の3点を解説した。同局は、企業側の重大な危険源安全管理責任の強化と、政府側の早期警報システムと共同検査メカニズムを共有させる。これにより潜在的なリスク排除と安全リスク予防コントロール制度体系を構築し、危険化学品の安全管理を効果的に制御するとした。
「危険化学品企業重大危険源安全保障責任制弁法（試行）」を発表した。《危险化学品企业重大危险源安全包保责任制办法（试行）的通知》	应急厅〔2021〕12号	応急管理部	2021.02.07	応急管理部は「危険化学品企業重大危険源安全保障責任制弁法（試行）」を発表した。本弁法によれば、危険化学品の安全生産を全面的に強化することを目的としており、重大な危険源の安全リスク予防とコントロールを規範化し、重大な事故を効果的に防ぐ。集中講座、テーマ学習など様々な方法を用い安全リスク防止業務に対する認識を高める。また、実施状況を監督検査の範疇に組み入れ、重大危険源安全保証責任制、危険化学品安全生産リスク監視警報業務メカニズム、重大危険源企業の共同監督管理メカニズムを統括的に推進し、監督・管理協力を形成することを強調した。