日系企業進出状況(2024年10月)

2024年10月9日

■タカラトミー、上海に「トミカ」専門店 中国で出店拡大

玩具大手のタカラトミーは 28 日、中国上海市に「トミカブランドストア」を玩具専門店の中に開業した。約 400 の商品を販売する。中国では雑貨店など 3000 店以上でトミカを取り扱っている。ブランド認知度を高めるために専門店を設けた。トミカの専門店を開くのは、海外で初めて。2025 年以降、中国の大都市部でさらに出店を検討する。

■丸紅新電⼒と上海致遠、再エネ電⼒調達で協業拡大へ

丸紅連結子会社の丸紅新電⼒は 7 日、上海致遠緑⾊能源股フン有限公司(上海致遠︓GHREPOWER)との間で、風⼒発電所の開発を通じた再生可能エネルギー電⼒の普及に向けた協業拡大を目的とした覚書を締結した。本協業拡大により、GHRE 及び GHRE が提携する開発会社が開発する風⼒発電所を発電事業者に譲渡し、その風⼒発電所の再エネ電⼒を丸紅新電⼒が最大 50,000kW(一基あたり 500kW)、発電開始日から 20 年間引き取る取引について 2026 年 12 月まで独占的に交渉するという。

2024年10月2日

■イオンモール、湖南省 1 号店を⻑沙市にオープン

イオンモールは 9 月 12 日、中国の湖南省⻑沙市に「イオンモール⻑沙星沙」をオープンした。湖南省への出店は初となる。同店舗は、敷地⾯積約 11 万 5,000 平方メートルの中に、約 50 店のレストランや、家族連れが楽しめるエンターテインメント施設を擁する。また、食およびエンターテインメントエリアは、⾦曜日・⼟曜日の営業時間を延⻑し、週末余暇を楽しむニーズの獲得を図る。

■カイカデジタル、上海宝信軟件にセキュリティサービス提供

CAICA DIGITAL は 18 日、中国ソフトウェア開発企業の上海宝信軟件に対し、HCLSoftware の HCL AppScanをを活用した Web アプリケーション脆弱性診断サービスを提供することで合意した。上海宝信軟件が開発した日本向けWeb アプリケーションに対して HCL AppScan を活用した脆弱性診断サービスを実施することで、Web アプリケーションのセキュリティ脆弱性を最小化し、日本企業のセキュリティ向上に貢献するという。