中国商標のデザイン変更について

今年の夏、中国で流⾏した飲食の商品は何でしょうか︖

 氷が入ったカップにコーヒーを入れれば、アイスコーヒー。グレープジュースと炭酸水を入れれば、さわやかな気分になれる炭酸グレープジュースを作ることができます。そんな便利な「カップ氷(氷杯)」が、暑さが厳しい今年の夏、アイスクリームやペットボトル飲料、ミルクティと共に、人気商品となっています。
 生鮮スーパー「盒馬鮮生」だけでなく、ローソンやtoday、セブンイレブンなどのコンビニで、農夫山泉などのメーカーのカップ氷が 3.5-9.9 元(1 元は約 22.2 円)で販売されています。中には「蜜雪氷城」のように1元でネット販売して大反響となったが、供給が追い付かず、店に取りに⾏ったのに商品がなく返⾦されるといったトラブルも発生しました。


【上海市内のセブンイレブンで販売されている「カップ氷」】
 市場で販売されているカップ氷には大きく分けて 2 タイプがあります。水だけを使って作られた氷が入っているタイプと、コーヒー味やフルーツ味の氷が入っているタイプです。味付きの氷が入っている「カップ氷」のほうがやや値段が高くなっています。データによると、「カップ氷」購入者の主⼒は若者で、 4 割近くが 00 後(2000 年以降生まれの人)です。スーパー、コンビニ等が「カップ氷」の販売に参入 し、全国デリバリーの販売数は 6 月から上昇し、前年同月比 208%増となりました。7 月、上海、北京、杭州の「カップ氷」消費量はトップ 3 にランクされ、深圳のデリバリー数は前年同月比 8 倍以上、温州、ハルビン、東莞などの都市の増加率も 500%以上となりました。
 一方、「カップ氷」の売れ⾏きは、アルコール飲料 などの売上を牽引する役割を果たしています。コーラ、水、ビールなどの組み合わせが最も売れていて、「カ ップ氷」と果物・野菜飲料のデリバリー数は前年同期 比 320%増加しました。ビールなどのアルコール飲 料デリバリー数も前年同期比約 300%増加しました。

以上