日系企業進出状況(2025年2月)

2025年2月26

■「おたからや」が海外初出店、香港に1号店オープン

買い取り専門店を運営するいーふらん(横浜市)は22日、⾹港の九龍地区・佐敦(ジョーダン)に、ブランド品・⾼級宝飾などの買い取り専門店「おたからや」の海外1号店をグランドオープン した。⾹港1号店が位置するのは商業ビル「荘士倫敦 広場(チュアンズ・ロンドン・プラザ)」の1階(グランドフロア)。海外出店は初めてとなる。

■DWTIの眼科手術補助剤「DW-1002」、中国当局が承認

バイオベンチャーのデ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTI)は19日、⾃社開発品の眼科⼿術補助剤「DW1002」について、サブライセンスアウト先のDutch Ophthalmic Research Center International B.V.(略称︓DORC)が硝⼦体⼿術時の内境界膜染⾊を適応症として、中国国家薬品監督管理局(National Medical Products Administration : NMPA)より承認取得した旨の連絡を受けたことを発表した。

2025年2月19

■ファイントゥデイホールディングス、癒やし求めヒット

中国で癒やしへの消費が活発だ。日本の日⽤品メーカー、ファイントゥデイホールディングスが2024年春に中国で発売したボディーソープが計画を上回るペースで売れている。⼼⾝を癒やすスパのような体験を⾃宅でできるとのコンセプトで開発し、⼥性を中⼼に消費者の⽀持を集めた。

■香港にアイスタイル海外初旗艦店、25年内にオープンへ

株式会社アイスタイルは、ビジョンである「生活者中⼼の市場の創造」の実現に向け、日本で培った生活者と化粧品ブランドの出会いを海外へ拡⼤するべく、@cosmeとして海外初の旗艦店「@cosme HONG KONG」を出店することを決定した。本店舗は、香港の観光・商業の中⼼地である尖沙咀(チムサーチョイ)にオープンし、東アジア最⼤級の約1,400㎡の売場⾯積を誇る化粧品専門店として展開する。

2025年2月12日

■トヨタと上海市政府がカーボンニュートラルで提携、新会社設⽴も

トヨタ自動⾞は5日、上海市政府との間で、カーボンニュートラルに関する包括的提携を締結すると発表した。上海市政府との提携を通じて、⽔素エネルギー、自動運転技術、電池のリサイクル・再利用などの分野で協⼒し、中国政府が掲げる2060年までのカーボンニュートラル達成に貢献する意向。併せて上海市⾦⼭区において、純電気自動⾞(BEV)・電池の開発・⽣産会社を独資で設⽴することを決定した。レクサスブランドの新型BEVを開発予定で、⽣産開始時期は2027 年以降を予定。⽣産能⼒は年間約10万台を計画している。

■中国向け日本酒輸出額116億円、24年は前年⽐6%減

日本酒造組合中央会が7日発表したデータによると、国別の日本酒輸出額で中国は首位を維持している。2024年の中国向け輸出額は116億7762万円。ただ、前年⽐で6.3%減少した。景気減速などを背景に、現地の高級日本食レストランでの需要が低迷したほか、アウトバウンドの影響もあったと中央会は説明している。

2025年2月5日

■無印良品の低価格⼩型店舗、中国で今夏オープン

⽣活雑貨店「無印良品」を展開する良品計画はこのほど、中国本⼟に今夏、500 円以下の商品が主体の低価格商品専門の⼩型店舗を開業する計画を打ち出した。この新店舗は、アジアでの⽣産・販売を強化する戦略の一環であり、より⾼いコストパフォーマンスを通じ、幅広い消費者層を開拓するとしている。

■ユナイテッドアローズが中国初の直営店、24 日に上海オープン

株式会社ユナイテッドアローズの⼦会社である「悠艾(上海)商貿有限公司 (UNITED ARROWS SHANGHAILTD.)」は、主⼒事業である「UNITED ARROWS/ユナイテッドアローズ」の中国⼤陸初の直営店となる「ユナイテッドアローズ 上海静安嘉⾥中⼼店」を、2025 年 1 月下旬、JING AN KERRY CENTRE (ジンアン ケリーセンター)にオープンすると発表した。今後も中国の現地パートナーと協業し、主要都市において出店を検討する。