日系企業進出状況(2024年2月)
2024年2月29日
■富士精工が広州子会社を清算へ、経営資源を集約
超硬工具メーカーの富士精工は 7 日、中国連結子会社の広州富士工具有限公司を解散・清算すると発表した。2004 年に設立の同子会社は、中国における超硬工具の製造・販売を主力に事業を展開しているものの、赤字が続くなど業績が低迷していることから、経営資源の集中と経営の効率化を目的として今回の措置に至った。
■日精樹脂の浙江工場が稼働、射出成形機の現地生産能力を増強
日精樹脂工業株式会社では、グローバル生産体制強化の一環として、浙江省海塩県にかねてより建設中であった射出成形機の新工場が昨年 12 月に竣工、本年 1 月より稼働を開始したと報告した。中国の市場規模の拡大とともに、順次工場を拡張し、生産能力および生産機種を増強してきたという。
2024年2月21日
■シャープ、管理サービスの東芝杭州を⼦会社化
シャープ株式会社の孫会社である玳能科技(杭州)有限公司を通じて(中国、以下「DBH 社」)、東芝杭州有限公司(中国、以下「TOH 社」)の全権益(100%)を取得し、⼦会社化すると発表した。TOH は、シャープ孫会社の玳能科技(杭州)有限公司(浙江省)が保有する工場の電気・⽔道などの施設管理や保全を⼿がける。シャープはTOH を⼦会社化し、管理業務の安定的かつ効率的な運営を図る。
■シリウスビジョンが蘇州子会社の清算完了、特殊印刷機事業移管で
シリウスビジョンは、中国連結子会社の納維達斯机械(蘇州)有限公司について、同日付で清算手続きが完了したと報告した。納維達斯机械(蘇州)の清算は、2022年12月31日 清算手続き開始を決定し、清算手続きを進めておりましたが、2024 年2月2日付で清算結了した。
2024年2月14日
■トヨタ・⽇産、1 月の中国新⾞販売 4 割増 販促など奏功
シャープ株式会社の孫会社である玳能科技(杭州)有限公司を通じて(中国、以下「DBH 社」)、東芝杭州有限公司(中国、以下「TOH 社」)の全権益(100%)を取得し、⼦会社化すると発表した。TOH は、シャープ孫会社の玳能科技(杭州)有限公司(浙江省)が保有する工場の電気・⽔道などの施設管理や保全を⼿がける。シャープはTOH を⼦会社化し、管理業務の安定的かつ効率的な運営を図る。
■塩野義「セフィデロコル」、中国の医療観光先⾏区で使⽤許可
三菱ふそうトラック・バス株式会社(は、2024 年 1 月に、香港市場において、電気⼩型トラック「eCanter」を発売した。香港は日本を除くアジア地域における初の「eCanter」導⼊市場となる。電動商⽤⾞の普及促進に向け、香港政府は11 億香港ドルの新エネルギー輸送基⾦を⽴ち上げ、補助⾦制度を整えている。「eCanter」も当該補助⾦制度の対象⾞両のリストに加わる⾒込み。
2024年2月7日
■阿⾥巴巴影業がジブリと戦略提携、映画製作などで協業
タジオジブリが、中国のエンターテインメント企業アリババ・ピクチャーズと提携し、中国市場において新たなアニメ体験や事業構想を共同で展開することを発表した。両社は、将来的なアニメ作品制作の可能性と 2024 年に中国・上海で⾏われるスタジオジブリの⼤規模な没⼊型展覧会について提携する戦略的合意に調印。
■三菱ふそうの電気⼩型トラック「eCanter」、香港で販売開始
三菱ふそうトラック・バス株式会社(は、2024 年 1 月に、香港市場において、電気⼩型トラック「eCanter」を発売した。香港は日本を除くアジア地域における初の「eCanter」導⼊市場となる。電動商⽤⾞の普及促進に向け、香港政府は11 億香港ドルの新エネルギー輸送基⾦を⽴ち上げ、補助⾦制度を整えている。「eCanter」も当該補助⾦制度の対象⾞両のリストに加わる⾒込み。
2024年2月1日
■Snow Peak、上海市で初となるフランチャイズを展開
大手キャンプ用品メーカーのスノーピーク(Snow Peak)は 2023 年 12 月 23 日、中国・上海初のフランチャイズとなる上海環宇城 MAX 店を正式にオープンした。キャンプ用品の定番商品であるテント、テーブル、チェアのほか、製品ラインアップを充実させ、たき火台、調理器具、ファッション、アクセサリーアイテムなども販売する。
■ANA と携程が戦略提携、中国からの訪日旅行拡大へ
全日本空輸(ANA)は 22 日、中国旅行サイト最大手の携程集団(トリップドットコムグループ)と戦略提携すると発表した。富裕層向け商品の共同開発や、日本への直行便がない地域から高速鉄道と組み合わせた限定商品の開発などを手掛け、中国からの利用客拡大を狙う。