今週のトピックス(2024年6月)
2024年6月26日
■中国の⼯業生産、5 月 5.6%増 新エネルギー⾞など好調
国家統計局が 17 日発表した 5 月の⼯業⽣産は前年同月を 5.6%上回った。伸び率は 4 月の 6.7%から鈍化した。新エネルギー⾞や 3D プリンターなどが好調だった。主要産品の⽣産量をみると新エネ⾞は 33.6%増だった。3D プリンター設備は 36.3%増えた。集積回路も 17.3%と伸びた。
■中国ネット通販「6.18 セール」、消耗戦続く 薄れる特別感
中国で最⼤級のネット通販セール「6.18 セール」が最終盤となった。アリババ集団などの通販⼤手が値引き競争を繰り広げるが、景気の先⾏き不透明が続くなかセールが常態化していることで特別感は薄れてきた。消費者のコストパフォーマンス志向が強まり、一部の国産ブランドなどが⽀持を広げている。
■上海総合指数、高額消費しぼみ急落 3000 割れ迫る
不動産不況をきっかけに広がる高額消費不振が中国株の重荷となっている。代表的な株価指数である上海総合指数は心理的節目の 3000 割れが近づく。5 月の⼩売売上高は前月より伸び率が拡⼤したものの、個人消費の先⾏きに対する市場の⾒方は厳しさを増している。
■奇瑞汽⾞と英ジャガー・ランドローバー、中国で EV 共同開発
⾃動⾞⼤手、奇瑞汽⾞を傘下に持つ奇瑞控股集団は 19 日、提携関係にある英⾃動⾞会社、ジャガー・ランドローバー(JLR)と電気⾃動⾞(EV)などの電動⾞を開発すると発表した。奇瑞の電動化技術と JLR のブランド⼒を⽣かした⾞を中国市場に投⼊する。
■ボッシュ中国、売上高 6 割超が中国ブランド⾞向けに
中国でメディアやゲーム産業を管轄する国家新聞出版署は、中国国内で任天堂のゲーム機である「ニンテンドースイッチ」用のソフト「ポケモンレッツゴー ピカチュウ」などの販売を認可した。任天堂と提携する中国ネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)系の企業を通じて発売される見通しだ。
2024年6月19日
■アント・グループ、研究開発 4%増の 4600 億円 AI などに投入
アリババ集団傘下の金融会社アント・グループは 13 日、2023 年の研究開発費が前年比 4%増の 211 億 9000 万元(約 4600 億円)だったと発表した。人工知能(AI)やデータ要素技術分野に投入した。
■小米、EV 運転支援の開発者 2 倍に 25 年までに 2000 人
スマートフォンメーカーの小米(シャオミ)は 2025 年までに、電気自動車(EV)の運転支援技術の開発者を現状の 2倍の 2000 人に増やす。同社は 3 月下旬に初めて EV を発売した。消費者の関心が高い運転支援技術を向上させて販売拡大を目指す。
■BYD、モノレールでも攻勢 急速充電技術で小型タイプも
比亜迪(BYD)がモノレール事業の受注を増やしている。中国では 10 近くの路線を運行し、海外でもブラジルでの導入計画が本格的に動き出した。BYD は電気自動車(EV)など乗用車の海外販売を拡大している。モノレールでも EV 向けの車載電池や通信技術を活用し、海外市場の開拓を目指す。
■全日空、天津ジュリアードと連携 文化交流を支援
日本空輸(ANA)は 7 日、中国の天津ジュリアード学院と包括的な協力協定を締結したと発表した。同学院は音楽教育の名門、米ジュリアード学院の音楽修士号を取得できる教育機関でオーケストラを運営している。同学院の演奏活動などを支援するとともに、ANA の会員向けサービスを充実させる。
■中国、Switch 用ソフト「ポケモンレッツゴー」発売を認可
中国でメディアやゲーム産業を管轄する国家新聞出版署は、中国国内で任天堂のゲーム機である「ニンテンドースイッチ」用のソフト「ポケモンレッツゴー ピカチュウ」などの販売を認可した。任天堂と提携する中国ネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)系の企業を通じて発売される見通しだ。
2024年6月12日
■中部投資貿易博覧会、湖南省で開催
湖南省⻑沙市で 5 月 31 日〜6 月 2 日、第 13 回中国中部投資貿易博覧会が開催された。この中部博覧会は中国商務部が主催し、中部地域振興政策「中部崛起計画」を推進するために、2006 年から開催されている。会場では、中国中部地域各省の自動⾞メーカーによる新エネルギー⾞を含む自社製品の展⽰が⾏われた。
■大連市にウルトラマンのテーマパークが建設、冬のコンセプトは世界初
テーマパークの運営などを手掛ける海昌海洋公園は 5 月 15 日、中国・遼寧省大連市で「ウルトラマン氷雪世界」を建設中と発表した。同社によると、冬をコンセプトにしたウルトラマンのテーマパークは世界初となる。
■中国、⾞買い替え補助⾦に 1400 億円 地方政府に交付
財政省は 3 日、新エネルギー⾞などの買い替え促進策の原資として 64 億 4 千万元(約 1400 億円)を地方政府に交付すると発表した。旧型の乗用⾞から電気自動⾞(EV)などに買い替えた場合に⽀給する補助⾦などに充てる。
■ケッペル、中国・南京で高級⽼⼈ホーム開業 アジアで初
シンガポールの複合企業、ケッペルは中国・南京市で高級⽼人ホームを開業した。同社は関連会社を通じ⽶国で高級⽼人ホーム事業を手がけているが、アジアでは初の事例となる。今後は中国のほかシンガポールなどでの展開も検討し、高齢化が進むアジアで需要を開拓する。
■北京汽⾞、エジプトに初の旗艦店 アフリカで乗用⾞拡販
中国国有自動⾞大手、北京汽⾞集団の乗用⾞子会社、北京汽⾞はエジプトの⾸都カイロに初の旗艦店を開業した。地元企業と提携し、多目的スポーツ⾞(SUV)など 6 ⾞種を販売する。2023 年に南アフリカに⼯場を構えており、アフリカや中東市場での販売を強化する。
2024年6月5日
■中部投資貿易博覧会、湖南省で開催
湖南省⻑沙市で 5 月 31 日〜6 月 2 日、第 13 回中国中部投資貿易博覧会が開催された。この中部博覧会は中国商務部が主催し、中部地域振興政策「中部崛起計画」を推進するために、2006 年から開催されている。会場では、中国中部地域各省の自動⾞メーカーによる新エネルギー⾞を含む自社製品の展⽰が⾏われた。
■大連市にウルトラマンのテーマパークが建設、冬のコンセプトは世界初
テーマパークの運営などを手掛ける海昌海洋公園は 5 月 15 日、中国・遼寧省大連市で「ウルトラマン氷雪世界」を建設中と発表した。同社によると、冬をコンセプトにしたウルトラマンのテーマパークは世界初となる。
■中国、⾞買い替え補助⾦に 1400 億円 地方政府に交付
財政省は 3 日、新エネルギー⾞などの買い替え促進策の原資として 64 億 4 千万元(約 1400 億円)を地方政府に交付すると発表した。旧型の乗用⾞から電気自動⾞(EV)などに買い替えた場合に⽀給する補助⾦などに充てる。
■ケッペル、中国・南京で高級⽼⼈ホーム開業 アジアで初
シンガポールの複合企業、ケッペルは中国・南京市で高級⽼人ホームを開業した。同社は関連会社を通じ⽶国で高級⽼人ホーム事業を手がけているが、アジアでは初の事例となる。今後は中国のほかシンガポールなどでの展開も検討し、高齢化が進むアジアで需要を開拓する。
■北京汽⾞、エジプトに初の旗艦店 アフリカで乗用⾞拡販
中国国有自動⾞大手、北京汽⾞集団の乗用⾞子会社、北京汽⾞はエジプトの⾸都カイロに初の旗艦店を開業した。地元企業と提携し、多目的スポーツ⾞(SUV)など 6 ⾞種を販売する。2023 年に南アフリカに⼯場を構えており、アフリカや中東市場での販売を強化する。