中国(上海市)におけるビジネス渡航の最新動向(1)

 コロナで中断している商談のため、上海へ渡航したいのですが、規制が緩和されるという情報を聞きました。コロナ禍でまだまだ海外出張は困難な状況かとは思いますが、日本からビジネス目的での上海渡航に際しての最新情報や準備等のアドバイスをお願いします。

1.日本側で必要な手続き・準備
① 中華⼈⺠共和国駐日本国⼤使館のウェブサイトに、日本から中国へ渡航する際に必要な⼿続きが説明されています。詳細は以下のウェブサイトから直接ご確認ください。

参照:中華⼈⺠共和国駐日本国⼤使館
2022 年 2 月 28 日より渡航前検査及び健康コード申請の最新措置について – 中華⼈⺠共和国駐日本
国⼤使館 (china-embassy.or.jp)

② ビザについて(2021 年3月1日情報)
(ア) 中国のビザ・居留許可を既に受けている外国⼈に対する措置
(1)入境が暫定停止されている外国⼈
・2020 年3月 27 日以前に発行された現在有効な訪中ビザ
・APEC・ビジネス・トラベル・カードを持つ外国⼈
(2)入境が可能な外国⼈
・外交、公務、礼遇、乗務員(C)ビザ
・2020 年3月 28 日以降に発行されたビザ
・永久居留許可を持つ外国⼈
・中国の商務(工作)、私⼈事務及び家族訪問(団聚)の有効な居留許可を有する外国⼈(2020 年9月 23 日付中国政府発表:有効な三種類の居留許可を有する外国⼈の入境許可に関する公告) 

(イ) 中国のビザ・居留許可がない外国⼈に対する措置
(1)日本⼈に対する訪中ビザ免除措置
 すべて暫定停止
(2)その他、効力が暫定停止されるビザ免除措置等
 寄港地ビザ、24/72/144 時間通過ビザ免除、海南省入境ビザ免除、上海クルーズ船ビザ免除、香港・マカオ地区の外国⼈が団体で広東省に入境する際の 144 時間ビザ免除、ASEAN からの旅行団体が広⻄チワン族⾃治区に入境する際のビザ免除。
参照:中国による外国⼈入境措置等まとめ | 在上海日本国総領事館 (emb-japan.go.jp)

※次回は「上海側で行われている措置」をお知らせします。

以上