その90.日本人だからこそなれる、日・英・中の使い手(15)
『ポケットに入る日英中会話ハンドブック』の苦労話を前回書きましたが、この本のレベルの3ヶ国語会話を使いこなせる人は、現在地球上にどの位いるのでしょうか?
恐らく、非中国人、非日本人、つまりアメリカ人、インド人、ロシア人等では、この組み合わせの三ヶ国語を話す人は極極少数でしょう。韓国人でも、日本語も中国語も使いこなすとなるとかなり少数になるに違いありません。
大胆に予測してみましょう。
「中国人200万人、日本人10万人」
いかがでしょう?
もし、これが正しいとすれば、13億人+1億人=14億人の内の210万人ということですから、
2,100,000/1,400,000,000=
0.15%=10,000人に15人
ということになりますね。
そんなものでしょうか?
人口150,000人の都市に、225人。
いい線行っているかも知れませんね。
いずれにせよ、中国人や日本人にとっても、この三ヶ国語の使い手はかなりの少数派に属するんですね。
でも、日中両民族が寡占ですね。他の民族が付け入る余地は余りなさそうですね。
(続く)
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