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 100万人の中国語


その86.日本人だからこそなれる、日・英・中の使い手(11)


 「この人は保守的だな!!」と思われるかも知れませんが、私は、現在の日本の母国語、英語、中国語教育は、問題ない、このままの体制で良いと考えます。

 その教育体制とは、下記のようなものです。
 ・日本語は、学校でも家庭でも、幼児から学ぶ。
  ・中国語は、小学校で「読む」「書く」を始め、大学生または社会人になってから
    「話す」「聞く」が加わる。
  ・英語は、中学校、高校、大学、社会で、「話す」「聞く」「読む」「書く」を始める。

 なぜ、そう考えるのかと言いますと、次のような考え方に基づくものです。
 ・人間が一生のうちに身に付けられる言語の数は限られている。
 ・母国語をしっかりと身に付けていないと、どの言語も体系的に
  身に付けることができず、どの言語も中途半端に終わってしまう。
 ・英語を、成人の段階で意思疎通ができるレベルまで身に付けておくことは重要である。
 ・中国語を、成人の段階で意思疎通ができるレベルまで身に付けておくことは重要である。

 その83.で私が掲げた目標値は、まさに、上に述べた考え方に
基づくものです。つまり、

 28歳    
   日本語 : BJTビジネス日本語能力テスト 800点(満点)
   英語   : TOEIC   600点
   中国語 : HSK 6級

とするものです。

 私は、現在の日本における、日本語、英語、中国語教育の体制で、
上記目標値をクリアすることは可能だと見るのです。

皆様は、どうお考えでしょうか?

(続く)
 

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