その83.日本人だからこそなれる、日・英・中の使い手(8)
では、中国人社員達の期待に応えるためには、我々はどうすれば良いのでしょうか?
私は、先ず、中国人社員の期待に応えるためには、取り合えず次の目標値をクリアすれば良いと考えています。
日本語:BJTビジネス日本語能力テスト |
800点(満点) |
英語 :TOEIC |
600点 |
中国語:HSK |
6級 |
で、日本において、これをクリアするのに要するのに必要な標準的教育課程として、次のようなものを想定しています。つまり、これ位の時間を掛ければ、目的は達成されると考えています。
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(小学校) |
(中学校) |
(高校) |
(大学・社会人)28才 |
日本語 |
○ |
○ |
○ |
○ |
英語 |
|
○ |
○ |
○ |
中国語 |
○ |
○ |
○ |
○ |
いかがでしょうか?
「冗談じゃないよ、英語は良いとしても、中国語は、全く理屈に合わないよ」と感じられたに違いありません。
そこで、少し、補足説明をしますと、
・先ず、英語ですが、無理して小学校から始める必要はないと考えます。なぜなら、中学校からやっても、上記目標はクリア出来る筈ですので。
・次に、中国語ですが、小学校から始めれば、28才で上記目標をクリアすることは十分可能だと見ます。
こう申し上げると、「エーッ、どういうこと? そんな理不尽な。日本のどこで小学校から中国語を教えてるって言うの?」「誰だって小学校からやれば出来るに決まってるじゃん」という声が聞こえて来そうですね。
(続く…)
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