その78.日本人だからこそなれる、日・英・中の使い手(3)
「ちょっと待ってください。中国語が英語よりも多いなんて、そんなことがあるんでしょうか?中国語を学ばせるために誇張しているのではないですか?」との声が聞こえて来そうな大胆予測を前回載せました。
気を付けていただきたいのは、前回お披露目したのは、
2010年
東アジア・東南アジア
に限ったものだったということです。
勿論、視野を広げて、65億人の全地球を見てみると、当然様相は異なって来ます。
ここでも、母国語人口、公用語人口などから、大胆に主要言語の使用者数をはじき出して見ました。(こちらは、2006年版です。)
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(億人) |
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英語 |
中国語 |
スペイン語 |
ヒンディー語 |
母国語 |
3.5 |
7 |
2.5 |
2 |
第一外国語 |
10 |
0.2 |
0.5 |
2 |
第二外国語 |
10 |
0.2 |
0.5 |
2 |
合計: |
23.5 |
7.4 |
3.5 |
6 |
大雑把に言うと、
英語 24
中国語 7
ヒンディー語 6
スペイン語 4
となりました。
いかがでしょうか?
やはり、英語と中国語はこの位の差があってしかるべきでしょう。
ただし、ここでは、中国語の母国語人口:7億人というのは、
13億人x53%で計算しています。つまり、中国語=標準語と看做している訳です。もし、ここで、
中国語=標準語+漢語方言とすれば、母国語人口:12億人になります。すると、
英語 24
中国語 12
ヒンディー語 6
スペイン語 4
となります。
いかがでしょうか?この数字を見て、どういう感想を抱かれますか?
(続く…)
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