その137.二段ロケット式外国語学習法(19)
「第一目標」をクリアさえすれば、「挫折しなかった」、即ち、外国語学習の所期の目的を達成したことになると定義すれば、「挫折知らずの外国語学習法」も決して高望みとは言えない気がして来ませんか?
例えば、
「第一目標:ネイティブにも通じる発音で10のフレーズが発音できること」
とすれば、かなり、気が楽になります。
例えば、
「こんにちは」「さようなら」「すみません」「ありがとう」
「どういたしまして」「おいしいです」「すばらしい」
「そうです」「わかりません」「それがどうかしましたか?」
の10のフレーズのみを覚えるのでしたら、誰でも、かなりの数の外国語について、第一目標をクリアできるでしょう。
実際、シンガポール人あたりには、この位出来れば、「私は、○○語が出来ますよ」と堂々とのたまう人も少なくありません。彼らにとっては、「第一目標(10フレーズ)」=「最終目標」なのでしょうか?
日本人の場合は、どうして、こういった具合に行かないのでしょうか?
この問題に関しては、掘り下げて見る価値がありそうですね。
(続く)
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