その124.二段ロケット式外国語学習法(6)
とりわけ、本格的に教える立場に立つようになってからは、学習指導法の問題は、常に真正面から立ち向かうべき、最も重要な課題であり続けています。言うまでもなく、外国語を身に付けようと必死にもがいている学習者を、何としても、目的地へと導いてやりたいからです。このような外国語学習法の模索の中から構想されたものが、ここで紹介する『二段ロケット式外国語学習法』です。名前の由来は、ロケットが空高く舞い上がり、ロケットの先に取り付けられた人工衛星が、無事軌道に乗り順調に飛行するイメージが、特定の外国語への入門を無事果たし、更に順調に上達して行くイメージとピッタリ重なったことによるだけのことで、特に奇をてらった訳ではありません。
(続く)
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