その118.日本人だからこそなれる、日・英・中の使い手(43)
このテーマも、ずいぶんと長いこと書いて来て、若干焦点がボケたきらいがあります。
要は、私が申し上げたかったことは、「日本人は、『日英中の使い手』になれる高い潜在的能力を有している」ということです。
何の因果か、最近、私自身は、外国人、特に中国人に「ビジネス日本語」を教える仕事が増えて来ています。それは、それで、喜ばしいことであるべきなのでしょうが、正直言って、外国人が、「案ずるより産むが易しですよ」、「言うは易く行うは難しですよ」などといった難しい日本語を話すのを聞くにつけ、「日本人は、中国語や英語で同じことをいつになったら言えるのかな?」と、どうしても同胞の中国語や英語の能力不足が想い出され、内心忸怩とした気持ちにならざるを得ません。
日本人は、自らの能力、或いは、潜在的能力を過小評価せず、自信を持って、中国語や英語の学習に立ち向かって欲しいと思います。
やれば、必ずなれます、日英中の使い手に!
(続く)
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