今週のトピックス(2021年11月)

2021年11月24日

■2021 年ダブル 11 商戦での苦情数、昨年の 1.5 倍増

新華網によると、上海市消費者権益保護委員会は 2021 年ダブル 11 商戦で消費者から寄せられた苦情の内容を公表した。10/20 から 11/16 の間に寄せられた苦情数は 1 万 7342 件で、前年比 52.8%増。今年は販促キャンペーンの期間が⻑かったこともあり、例年とは違った新たな特徴が散見された。商品価格については、実際の支払い時にキャンペーンが適用されないという苦情が多かった。例えば、販売化粧品の残金支払いに使えるとライブコマースで説明されていた店舗ポイントを購入したのに、実際は残金支払いには利用できず、返金を求めても応じてくれない…等。また、配送サービス関連の苦情は 1383 件で、前年比 1.68 倍。主な苦情内容は、配送の遅延、購入者に断りなしに配達済みとされる、紛失、破損…等

■中国初のデジタル経済人材市場が発足

20 日開幕した重慶英才会議 2021 で、中国重慶デジタル経済人材市場が正式に発足した。人的資源・社会保障部の承認を経て設立された中国初のデジタル経済の人材を扱う市場。重慶がデジタル経済の人材集積を加速するのを支援し、デジタル経済産業のイノベーションのボトルネックを打破することが狙い。

■最新の港湾取扱量ランキング、トップ 10 のうち 6 つが中国の港

このほど世界のコンテナ港湾の取扱量ランキングである「コンテナポートパフォーマンスインデックス(CPPI)」を発表され、貨物積み卸しのスピードなど各種のデータを分析・評定して、世界で最も効率の高いコンテナ港湾 10 ヶ所を選出した。ランキングによると、トップは横浜港で、以下、キングアブドラ港、深セン⾚湾港、広州港、高雄港、サラーラ港、⾹港港、⻘島港、深セン蛇口港、アルヘシラス港が並んだ。トップ 10 のうち 6 つを中国の港が占めた。

2021年11月16日

■1-10月の外資導入額、前年比17.8%増の16兆円超

中国商務部によると、今年1-10月の外資導入は、全国の実施ベース外資導入額は前年同期比17.8%増の9431億5千万元(1元は約17.9円、約16兆円)だった。産業別では、サービス業の外資導入額は同02.3%増の7525億2千万元。そのうちハイテクサービス業は同27.9%増、ハイテク製造業は同10%増だった。

■「ダブル11」セール取引額 天猫9兆6509億円・京東6兆2357億円

天猫(Tmall)の「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)の取引額が5403億元(1元は約17.9円、約9兆6509億円)だった。天猫貼イベント開始1時間で、2600を超えるブランドの取引額が前年のイベント当日の総取引額を上回り、11日23時の時点で698の中小ブランドの取引額が100万元台から1千万元台となり、更に昨年の取引額が1千万元台で今年は1億元の大台を突破したブランドが78ブランドに達した。

また京東は、累計注文金額は3491億元(約6兆2357億円)を超え、過去最高を更新した。このうち31ブランドが10億元を突破し、アップル社は100億元を突破した。また企業4万3276社の取引額が前年同期比で200%増加し、新規の中小ブランド数は前年同期より4倍以上増えた。

■「ダブル11」当日の宅配便が6.96億件

中国国家郵政局によると、11月1-11日に、全国の郵便局と宅配便企業が処理した「ダブル11」とプレセールで購入された商品の宅配便は、前年同期比20%以上増の47億7600万件に達した。そのうち11日当日の処理件数は6億9600万件で過去最高を更新した。

2021年11月9日

■深圳地下鉄14号線で全自動無人運転の引き取り式

10 月 29 日、深圳地下鉄 14 号線の第 1 号列車の引き取り式が深圳昂鵞車両区間で⾏われた。同線は深圳東部に初めて登場した地下鉄快速路線であり、同時に建設中の鉄道交通路線においてカバー範囲の最も広い全自動無人化を達成した路線。世界最高の自動化レベル(GoA4)に従って設計された全自動運転プロジェクトである。車両は 8 両編成を採用し、車体は A 型アルミ合金製で、最高運⾏速度は時速 120 キロメートルに達する。

■10月末の外貨準備残高は3兆2176億ドルと増加

今年10月末、中国の外貨準備残高が前月末比で170億ドル(1ドルは約112.9円)増加して3兆2176億ドル(約363兆1062億円)に達し、増加幅は0.53%だった。

■今年1-10月の輸出入額は22.2%増

今年1-10月の中国の輸出入額は前年同期比で22.2%増加した。中国とASEAN、欧州連合(EU)、米国などの主要貿易パートナーとの輸出入はいずれも増加した。今年1-10月の輸出入額は前年同期比22.2%増、19年同期比23.4%増の31兆6700億元(1元は約17.8円)だった。うち輸出は前年同期比22.5%増、19年同期比25%増の17兆4900億元、輸入は前年同期比21.8%増、19年同期比21.4%増の14兆1800億元で、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は前年同期比25.5%増の3兆3100億元の黒字だった。

■ASEAN、EU,米国などとの輸出入が増加

中国と ASEAN、EU、米国などの主要貿易パートナーとの輸出入はいずれも増加している。1-10 月にはASEAN が中国の 1 番目の貿易パートナーになり、前年同期比 20.4%増の 4 兆 5500 億元に上り、中国の対外貿易額の 14.4%を占めた。2 位は EU で、前年同期比 20.4%増の 4 兆 3400 億元となり 13.7%を占めた。3 位は米国で、対米貿易額は前年同期比 23.4%増の 3 兆 9500 億元となり 12.5%を占めた。4 位は日本で、対日貿易額は前年同期比 10.8%増の 1 兆 9800 億元となり 6.3%を占めた。

2021年11月2日

■「90 後」が消費者ローン利用者の半数占める

人民網によると、中銀消費金融連合時代データがこのほど発表した「現代若者消費報告」で、「90 後(1990 年代生まれ)」と「00 後(2000 年生まれ)」が徐々に今の時代の消費の中⼼層になってきたと伝えた。消費者ローン利用者の年代分布では、「90 後」が 49.3%でほぼ半分を占め、次は「80 後(1980 年代生まれ)」の 31.5%だった。中国全土に「90 後」が 1 億 7500 万人いて、このうち「借金がない」人は13.4%にとどまり、86.6%は「ローン商品に接したことがある」と答えた。

■外資誘致が予測を大幅に上回っている

今年第 1-3 四半期(1-9 月)には、中国の外資導入額が前年同期比で 19.6%増加し、約 10 年ぶりの 2 けた増となり、予測を大幅に上回った。データによると、今年第 1-3 四半期(1-9 月)には、全国で新たに設立された外資系企業は前年同期比で 36.5%増の 3 万 6 千社。このうち新規または契約ベース外資導入額 1 億ドル(約 114 億円)以上増額の大型プロジェクトは同 56.6%増の 899 件に上った。

■1-9 月の国内総生産は前年比 9.8%増

第 1-3 四半期には国民経済が全体的な回復傾向を維持した。同期の国内総生産(GDP)は前年同期比9.8%増の 82 兆 3131 億元(1 元は約 17.8 円)に上り、2 年間の平均成⻑率は 5.2%で、上半期の同成⻑率を 0.1 ポイント下回った。

■1-9 月の国内総生産は前年比 9.8%増

2021 年第 1-3 四半期(1-9 月)の全国の個人平均可処分所得は名目値で前年同期比 10.4%増の 2 万 6265元(1 元は約 17.8 円、約 47 万円)に上り、2 年間の平均増加率は 7.1%だった。物価要因を考慮した実質値は前年同期比 9.7%増、2 年間の平均増加率は 5.1%で、経済成⻑とほぼ歩調を合わせて推移。全国の平均可処分所得の中央値は名目値で前年同期比 8.0%増の 2 万 2157 元だった。