2021年9月14日

■■中国 SMIC、投資額約 1 兆円で上海に半導体工場建設

中国の半導体受託生産最大手、SMIC(中芯国際集成電路製造)が上海市に新しい半導体工場を建設すると発表した。上海市政府直属で貿易や投資などの改革を進める上海市政府傘下の貿易・投資の改革を進める中国(上海)自由貿易試験区臨海新片区管理委員会などと共同出資で新工場を建設、運営する新会社を設立することで合意。新会社の投資額は 88 億 7000 万ドル(約 9800 億円)、資本金は 55 億ドル。出資比率は SMIC が 51%以上、上海市政府側は 25%以下で、ほかの投資家からの出資も募集する。新工場は直径 12 インチのシリコンウエハーを月 10 万枚生産する能力を持つ。新工場で生産する半導体は回路線幅が 28 ナノ(ナノは 10 億分の 1)メートル以上のいわゆるレガシー半導体製品を中⼼に製造する。現在、不足が目立つ自動車用やディスプレイ、家電などといったレガシープロセスで製造される半導体(イメージセンサ、Wi-Fi チップ、各種ドライバ IC、車載マイコンなど)を集中的に製造する模様。

■中国 1-8 月の輸出入額が過去最高を更新

商務部によると今年 1-8 月の全国の輸出入額は 24 兆 7800 億元(1 元は約 17.0 円)、輸出額は 13 兆5600 億元、輸入額は 11 兆 2200 億元に達して、いずれも同期の過去最高を更新した。8 月の輸出入額は3 兆 4300 億元、輸出額は 1 兆 9 千億元、輸入額は 1 兆 5300 億元で、こちらも 1 ヵ月あたりの過去最高を更新した。輸出入の増加率も高い水準を維持した。前年同期と比較すると、輸出入額は 23.7%増、輸出額は 23.2%増、輸入額は 24.4%増となり、いずれも 10 年ぶりに同期の最高を更新した。

2021年9月7日

■中国貿易統計、8月は輸出が予想外に増加 世界的な需要が支援

中国税関当局が発表した8月の貿易統計は、輸出が前年同月比 25.6%増と、伸び率は前月の19.3%から加速し、ロイターがまとめたアナリスト予想(17.1%)も上回った。世界的な需要が堅調となり、国内の新型コロナウイルス感染再拡⼤や供給のボトルネックによる影響を一部相殺した。輸入は前年比 33.1%増加。7月の 28.1%から伸びが加速し、市場予想の 26.8%増を上回った。8月の貿易収支は 583 億 4000 万ドルの⿊字。