2021年7月20日

中国の経済成⻑率は12.7%と好調

2021 年上半期の中国国内総生産(GDP)は、速報値では53 兆2167 億元(1 元は約17 円、約904 兆6839 億円)となり、前年同期比で 12.7%成⻑した。うち第2 四半期の2 年間平均増加率は5.5%と、第1 四半期より⾼かった。

■上半期(1-6 月)の小売総額は23%増の360 兆円

2021 年6 月の社会消費財小売総額は前年同期比12.1%増となった。このうち自動車を除いた消費財小売価格は同13.1%増の3 兆3719 億元。物価要因を考慮した実質成⻑率は 9.8%だった。1-6 月の社会消費財小売総額は同23.0%増、そのうち自動車を除いた社会消費財小売総額は同22.2%増の18 兆9997 億元。1-6 月の全国オンライン小売額は同 23.2%増だった。

■上半期(1-6 月)の外資導入額が前年比28.7%増の10 兆3940 億円

上半期(1-6 月)、全国の実行ベース外資導入額が前年同期比28.7%増、19 年同期比27.1%増の6078億4 千万元に上った。産業別に⾒ると、サービス業の実行ベース外資導入額は同33.4%増の4827 億7 千万元だった。ハイテク産業は同39.4%増で、うちハイテクサービス産業は同42.7%増、ハイテク製造業は同29.2%増だった。地域分布を⾒ると、中国の東部地域の実行ベース外資導入額は同29.7%増、中部地域は同33.6%増、⻄部地域は同 6.1%増だった。

■中国の5G 基地局、世界の70%を占める91.6 万ヶ所に

7 月13 日に開催された2021 年(第20 回)中国インターネット大会で明らかにしたところによると、中国にはすでに世界最大規模の光ネットワークが完成し、4G と5G のスタンドアロンモード(SA)ネットワークが構築された。これまでに建設された5G 基地局は91 万6 千ヶ所で世界の70%を占め、5G ネットワーク接続端末数は3 億6500 万台で世界の 80%を占めている。中国は今後、5G、ビッグデータ、基本ソフト、産業用ソフト、人工知能(AI)などの基礎的コア技術への支援と投資の強度を強化し、産業の基礎の⾼度化と産業チェーンの現代化を推進し、産業発展の基礎をさらに突き固めるという。

2021年7月13日

6 月の消費者物価は 1.1%上昇、卸売物価は 9 カ月ぶりに減速

中国国家統計局は、6 月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比 1.1%上昇したと発表した。前月を 0.2ポイント下回り、5 カ月ぶりに減速した。企業需要を反映する卸売物価指数(PPI)は 8.8%上昇。前月から 0.2 ポイント下がり、9 カ月ぶりに減速したものの、依然として約 13 年ぶりの高い水準。CPI の内訳では、食品が 1.7%低下し、全体を押し下げ、豚肉が 36.5%低下と大きく値下がりした。また、航空運賃は 27.0%上昇、ガソリンは 24.3%上昇と高止まりが続いている。

■中国政府が 100 万人超のデータ保有企業対象に海外上場で事前審査

中国のサイバースペース管理局(CAC)は 100 万人以上のユーザーデータを保有する企業は、海外で株式を上場する前に国家安全保障上の審査を受ける必要があると発表した。同管理局によると、審査では、重要データが「外国での上場後に外国政府に悪用される」リスクなどを考慮する。中国の当局は、データの扱いに関して規制を強化しており、企業の国内上場を推進している。データの扱いなどを制限する「データセキュリティー法」と「個人情報保護法」は今年中に施行される予定。

■中国証券監督管理委員会(CSRC)、国外 IPO の規制強化

中国証券監督管理委員会(CSRC)は、中国企業による国外での新規株式公開(IPO)計画を審査する組織を設ける。国外に上場しようとする企業は関連省庁からの承認が必要となる。CSRC が設置する審査チームは主に、いわゆる VIE(変動持ち分事業体)スキームを利用して国外に上場しようとする企業に焦点を当てる。VIE は、メディアや通信などの産業に対する外国資本の規制を回避す
るために 20 年前に作られ、中国企業が国外で上場し資金調達することができるようになった。

2021年7月6日

「滴滴出行」米国上場後 アプリ配信停止に

中国国家互聯網信息辦公室は携帯電向けアプリストアに対し、中国配車アプリ「滴滴出行(Didi)」を削除するよう通知したと中国メディア新浪網が伝えた。また、国家互聯網信息辦公室は個人情報の収集と利用に関する法律や規則の重大な違反を確認したと発表し、関連する国内基準を参照して問題の改善に誠実に取り組み、ユーザーの個人情報保護を徹底するよう求めたとのこと。同社はニューヨーク証券取引所で株式公開したばかりだった。

■■統計局 6 月 PMI、50.9%で安定拡大へ

中国統計局は今年 6 月の製造業購買担当者景気指数(PMI)の運営状況を発表した。本発表によれば、6月の PMI は前月比 0.1 ポイントやや低下して 50.9%となり、前月に続いて景気・不景気の分岐点となる 50%を上回り、製造業は引き続き安定的な拡大傾向にあった。製造業景況指数は前月比 1.7 ポイント低下の 53.5%で、非製造業分野の拡大傾向がやや弱まった。

■中国共産党 創立 100 年祝賀式典を開催

7 月 1 日、中国共産党は北京の天安門広場で 1921 年の創⽴から今月で 100 年目を祝う大規模な祝賀式典を開催した。習近平国家主席は演説で、共産党創⽴ 100 年までの目標として掲げられてきたややゆとりのある社会「⼩康社会」について「全⾯的に実現した」と述べ、経済成⻑の成果を強調した。また「『一帯一路』の共同建設を推し進めることで、中国の発展を新たなチャンスとして世界に提供する」と述べ、中国が提唱する巨大経済圏構想、「一帯一路」を通じて経済的な影響⼒をさらに強めたい考えを示した。

■■技術契約成約額 2 兆元を突破

中国科学技術部は近年の統計分析データを発表した。本発表によれば、全国の技術契約成約額が初めて 2兆元(約 34 兆円)を突破した。また、169 カ所の国家ハイテク産業開発区の総生産額が 12 兆 1000 億元(約 205 兆 7000 億円)に上り、国内総生産(GDP)の 12.3%を占めたと中国メディア新浪網が伝えた。技術契約の平均成約額は同 7.7%増の 462 万 7000 元。1000 万元(約 1 兆 7000 億円)以上の重要技術契約は 2 万 1151 件、成約額は 1 兆 7941 億 9000 万元で、全国の技術契約成約総額の 80.1%を占めた。