運転手のいない自動運転タクシー 北京市郊外で自動運転技術を商用!?

第170号 運転手のいない自動運転タクシー 北京市郊外で自動運転技術を商用!?

北京市で運転手のいない自動運転タクシーが走り出した!

自動運転技術を開発するバイドゥ(百度)とPony.ai(小馬智行)が、北京市で運転手なしのロボタクシーの営業許可を取得して実現しました。

自動運転で先行する中国の様子を今回は整理します。

〇「北京市スマートコネクテッドカー政策先行エリア(以下、先行エリア)」の通知で発表した。

 バイドゥ(百度)とPony.ai(小馬智行)のロボタクシーが、運転席が無人の状態で一般乗客を乗せて走行するが、助手席に「安全員」が同乗することが条件。

 北京市は運転手のいない乗用車を走らせる中国初の試験都市となった。

〇「先行エリアにおける無人乗用車の公道試験とモデル運営の管理・実施に関する細則」によると、2社は北京市の亦荘経済開発区にある60平方キロメートルのエリアで、モデル運営としてロボタクシーを公道で走らせる。

 バイドゥは10台から運営をスタートし、後に30台増やす計画。

〇バイドゥとPony.aiは昨年10月には先行エリアで無人車両の公道テストを実施する許可を得ていた。

  走行試験からモデル運営に移行することで、亦荘経済開発区では一般客が運転手なしのロボタクシーを利用できるようになる。将来的には運賃の徴収も目指す。

※参考サイト

運転手のいない自動運転タクシー バイドゥとPony.aiが北京市郊外で運行へ
百度の自動運転移動サービス、「蘿蔔快?」が深センに進出

ビジネスのヒント

中国は自動運転車両が商用化前夜を迎えています。

バイドゥは自動車製造に乗り出し、自動車ブランド「集度汽車(JiDu)」を立ち上げて自社の自動運転技術を搭載させ、2023年には初のモデルを量産化する計画です。

百度(バイドゥ)の「Apollo(アポロ)」の自動運転移動サービスプラットフォーム「蘿蔔快?」でもロボタクシーの商用化を試みており、ユーザーは蘿蔔快?アプリにより車を呼び自動運転移動サービスを体験できます。

すでに、北京市、上海市、広州市、深セン市、重慶市、長沙市、滄州市の7都市で、有人テスト運営サービスを開放している。新世代の量産型自動運転車「Apollo Moon(アポロ・ムーン)」も蘿蔔快?の運営計画に組み入れられています。

一方のPony.aiはロボタクシー、ロボトラックの両方を手がけています。

ロボタクシーに関する技術基準に合格し、広東省広州市南沙区でのロボタクシー100台の営業許可を取得したと発表。

ロボトラックに関しては、物流大手「中国外運(Sinotrans)」と合弁会社を設立し、まず自動運転機能を備えた大型トラック100台を運用する計画です。

同じく自動運転技術を開発する「文遠知行(WeRide)」も、完全無人運転が可能なロボスイーパー(路面清掃車)を量産すると発表しました。

5月から広州市南沙区全域で公道テストを実施し、当初は50台を稼働させます。

WeRideはこれまでにロボタクシー(自動運転乗用車)、ロボミニバス(無人運転バス)、ロボバン(タウンユースの自動運転物流車)、ロボスイーパー(無人運転路面清掃車)の4つの製品シリーズを発表。

「無人化」と「大規模化」はcするための大前提だとし、この2つの方向で進めていくとしています。

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