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日系企業動向【2017年3月】
■アマゾン 銀聯決済 採用
アマゾンの日本サイトは、中国を含めた海外からアクセスして購入する顧客向けに対し、中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)による決済方法を採用した。 アマゾンジャパンは、2016年3月から海外の顧客向けに「アマゾングローバル」という専用サイトを設置し、中国語や英語による対応を進めてきた。 中国大陸からのサービス利用者数は、昨年よりも5倍以上増えたという。増加し続ける海外顧客に対応するために、銀聯の決済システムを追加した。
■不二製油 広東省に工場新設
不二製油グループは、広東省にパンや菓子に使用するカスタードフィリング(あん)を作る工場を新設するという。総投資額は約50億円を見込んでおり、2018 年7月に生産を開始する予定である。中国でのパン食や菓子の需要増加に伴い、中国にある既存工場のフル稼働が続いており、新工場でも生産していく。
■北京 歌舞伎公演 18日から
日中国交正常化45周年を記念する「松竹大歌舞伎 北京公演」が、18日に初日を迎える。中国では約10年ぶりの本格的な歌舞伎公演となる。20日まで5公演が予定されているが、チケットは発売後すぐに完売したという。 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO14245520Y7A310C1000000/
■大和証券 湖北省と共同出資
大和証券は、湖北省政府や企業と共同で投資ファンドを立ち上げる。規模は総額8億元程度となる見込み。 市場拡大が予測されているヘルスケアや物流関連の現地企業を中心に投資を行う。また、現地企業に同分野の技術やノウハウに優れている日本企業を提携先として紹介していくという。 http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC22H0F_S7A320C1EE9000/
■センコー 介護関連事業に参入
物流大手のセンコーは、中国で介護関連事業に参入することを発表した。上海の不動産管理大手である中民未来控股集団と業務提携する。 業務としては、介護設備や介護用品を輸出するほか、介護子会社のヘルパーを派遣したり、中国からの研修者を受け入れたりするという。
■アムリット ペット用食品 越境EC本格化
ペット用健康食品のアムリットDCは、中国で通販事業を開始するという。3月をめどに、日本から直接中国現地の購入者向けに商品を配送する越境ECを本格化させる。 ペットを飼う人が増えている中国で、日本産の安全なペット用健康食品の需要も拡大している。3年後を目標に年間20億円の売上を目指す。
■明神 3月末までに日本産コメ輸出
コメ卸最大手である明神は、同社として初めての日本産コメを中国に輸出することを発表した。3月下旬までに42トンの輸出を予定しており、年間50トンを目指す。 すでに1月に一部を輸出済みで、3月末に30トンを追加で輸出する。同社現地子会社を通じ、北京や上海、成都の百貨店や日系の食料品店で販売をしていくという。
■外資企業動向
■シンガポール ラッフルズ 中国などで事業拡大
コーヒーショップを展開するドトール・日レスHDは、中国外食大手の「小南国」と合弁会社を設立する。早ければ、2018年2月期中に第1号店を出店する。