上海市、ロックダウン解除の方針を発表

上海市のロックダウンがまだ続いているようですが、上海市政府から何か方針や政策は示されていないのでしょうか?


上海市政府から新しい方針が出されましたので、今週も上海市の新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)感染者情報について、お伝えします。
今年 3 月中旬から下旬にかけて発生している上海市の新型コロナの感染者(無症状感染者を含む)は、5 月 15日時点では 1 日の感染者数が 1,373 人(本土感染 166 人、無症状感染 1,205 人、海外流⼊ 2 人)となっており、4 月 15 日時点の 1 日の感染者数(約 2 万人︓本土感染 3,200 人、無症状感染 9,873 人)と比べると感染者が大きく減少していることが分かります。

<上海市の感染者数推移グラフ:5 月 15 日時点>

上海市が 16 日午前に開いた記者会⾒によると、現在、市内 16 地区のうち 15 地区が「社会⾯(隔離管理対象
以外の⼀般コミュニティ)」ゼロを達成し、閉鎖管理区域の総人数は 100 万人以下になり、新規陽性感染者数は昨日初めて 1000 人以下になり、2 日連続で市内の社会⾯で新規陽性感染者が報告されず、市内の流⾏は効果的にコントロールされ、予防とコントロールは段階的に成果を上げているとしています。
さまざまな予防・管理策の実施と、専門家による総合的な分析により、予防・管理作業の次のステップを明確にし、”3 つの段階 “に分けました。
(参照︓“百度”疫情実時大数拠報告)

◆第1段階:「10の行動」の成果を集約

これから 5 月 21 日まで、新規流⼊者の削減とリバウンドの防⽌、閉鎖・管理区域の継続的な削減、秩序ある⾃由化、予防区域の移動制限と効果的な管理、街の社会活動の低レベル維持に重点が置かれる。

◆第2段階:予防と管理の正常化への移行

5 月 22 日から 5 月 31 日まで、1 日の新規感染者数をさらに減らし、閉鎖・管理区域の範囲を解除するまで継続的に縮小し、流⾏の正常化・段階的・分類的管理への移⾏を加速させる。

◆第3段階:都市の正常な清算と生活秩序の全面的な回復

6 月 1 日から 6 月中旬まで、疫病のリバウンドを厳しく防ぎ、リスクをコントロールすることを前提に、通常の疫病予防と制御の管理を⼗分に⾏い、都市の正常な生産と生活秩序を完全に回復させる。

今後主な施策

◆社会面管理について

「3区域」の管理は常態化分類、分級型の管理への移⾏を推進する。
◆「封控区」︓「閉鎖、外出禁⽌、⼾別訪問サービス」を実施。7 日間、閉鎖区での新たな陽性感染がなければ、「管控区」になる。
◆「管控区」︓マンション(小区)から外出厳禁、集会厳禁。その後連続 3 日間管理区域で新たな陽性感染者が出なければ、管理区域が「防範区」に変更。
◆「防範区」︓「社会⾯管理強化、人の集まり厳禁」。

◆モニタリングと社会面管理について

敷地内コード、デジタルセンチネル、核酸検査、抗原⾃⼰検査、医療施設での症状検知、薬局でのモニタリングなどを通じて、多点モニタリングと早期警告の仕組みを構築する。予防接種の必要性が明らかな公共の場所への出⼊りや公共交通機関を利⽤する人は、48 時間以内に核酸検査が陰性であることの証明書を⼊手しなければならない。コミュニティや公園、商店街、スーパーマーケット、学校、交通機関の駅などに核酸検査のサンプリングポイントを配置し、15 分程度の核酸サンプリングサービスの輪を構築する。

◆交通機関について

5 月 16 日から⾦⼭、奉賢などの非中⼼都市部や浦東新区の社会⾯をクリアした関連街区で、巡航タクシーや⾃家⽤⾞の⾛⾏が可能。徐匯、⻩浦の中⼼市街地、閔⾏、宝⼭、浦東新区の拡張エリアでは⼀時的に⾃動⾞⽤ e パスの利⽤で、⾞を予約する医療やその他の緊急ニーズを提供する。
5 月 22 日からは、地上バスや鉄道の運⾏が順次再開できる状況。
5 月 16 日より上海虹橋駅、上海駅発着の列⾞を順次増便し、順次通常運⾏を再開する予定。その後、航空会社は順次、同市への国内線を再開し、同市に就航する国内・国際線の航空会社の座席数を適切な時期に調整する予定。

◆公共サービスについて

公共サービス施設のあらゆる予防・管理措置を厳格に実施し、動線を限定して秩序ある開店を⾏い、定期的に区域消毒を⾏い、職員の健康管理をしっかり⾏い、疫病予防と管理のための「出⼊り⼝」をしっかり確保すること。都市運営サービスのセキュリティをさらに強化し、対応する公共サービス要員を徐々に配置する。

以 上

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