日系企業進出動向(2021年11月)

2021年11月24

■日系の文字認識AI、簡体字に対応

AIプラットフォームを提供するAI inside株式会社は、「DX Suite」のAI-OCR機能で新たに「簡体字」の読取に対応した。簡体字を扱う中国本土など、現地企業での利用促進を加速させるとともに、日系グローバル企業における簡体字標記の請求書処理など活用機会の拡大にも繋がる。

簡体字帳票の活用具体例として、中国国内で物品の購入や輸入時に適用される増値税がある。「増値税インボイス」は簡体字で記載されており、直近では電子化の対応も進んでいる一方、まだ紙帳票が残っている状況。「DX Suite」が簡体字に対応したことで、低コストかつ高精度な読取を実現し、中国の現地企業や中国と取引のある企業におけるデータ入力業務の自動化や業務効率化に寄与する。

2021年11月16

■蔦屋書店、浦東新区で上海2号店オープン

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 蔦屋書店カンパニーとその子会社である蔦屋投資(上海)有限公司は、⻄安迈騏図書文化伝播有限公司上海分公司とフランチャイズ契約を結び、中国4 号店目であり、上海 2 号店目となる「蔦屋書店」として「上海前灘太古里 蔦屋書店」を、11 月12 日にオープンした。店を構えるのは、開発が進む浦東新区に総面約 12 万㎡にてオープンした商業施設「前灘太古里」の 4F。店舗面積は約 2,900 平方メートルで、書籍や文具・雑貨、アートを取り扱う。施設のテーマは「Wellness」。都会暮らしの中でアクティブに生活されるお客様屋上階となる4F には 450m ものランニングコースが設けられている。

2021年11月9

■第4回中国国際輸入博覧会、日本企業は300社以上が出展

上海国家会展中心で11月5日から10日にかけて開催されている第4回中国国際輸入博覧会(以下、輸入博)には、日本からは企業300社以上が出展の登録を行っており、そのうち日本貿易振興機構(JETRO)が128社の出展を取りまとめている。

ジェトロは今年も「医療機器・医療保険」と「食品・農産品」、「消費品」の3つの分野にジャパン・パビリオンを設置しており、中でも食品・農産品エリアのジャパン・パビリオンは、、櫓や暖簾、提灯などを各所に設置し、「和」のテイストをより強調した展示空間を演出した。

また今年は新たに上海虹橋品匯に面積 1000 平方メートルに達するジェトロの輸入博出展商品の常設展「虹橋品匯日本館」を設け、500 ブランド 2000 点以上の商品を PR している。

2021年11月2

■ユニクロが北京初のグローバル旗艦店「ユニクロ北京三里屯店」オープン

ユニクロは 11 月 6 日、中国の北京市に初のグローバル旗艦店「ユニクロ北京三里屯店」(北京市)をオープンする。中国大陸で 3 店舗目となるグローバル旗艦店で、北京の有名なファッションスポットの三里屯に位置する。店舗では、中国の文化や伝統を取り入れながら、アート、サイエンス、カ
ルチャー、サステナビリティを重視し、顧客に、ユニクロのブランド哲学「LifeWear」を体感してもらう独創的でユニークな購買体験を提供する。
具体的には、LifeWear の魅力とユニクロを代表する商品の機能や品質を伝えるインスタレーションやアート作品を店内に展示。中国大陸で初の花売り場「UNIQLO FLOWER」も設置した。アート作品は、ユニクロが取り組んでいる、中国の少数民族ミャオ族の伝統文化に親しむプロジェク
トの一環として、ミャオ族の伝統的な刺繍をあしらった作品の店内に展示する。中国のアーティストと初めてコラボレーションした UT コレクション「新人文」の販売も行う。コレクションでは、中国の墨絵アーティスト「老樹」(本名:劉樹勇)が手がけた「真の情」「慈善の愛」「美しきもの」という三つのアートワークを取り入れており、アジアの伝統的な美意識と、「真・善・美」の哲学を表現した。ユニクロは、中国大陸で、2002 年 9 月に 1 号店を出店。現在は約 850 店舗を展開している。