日系企業進出動向(2020年3月)

2020年3月

元気グループ 山東省の介護事業で新会社を設立

介護・医療サービスを提供する元気グループは中国山東省の山東能源集団と介護事業の合弁会社を設立する契約を締結した。これにより、山東省内で介護事業の展開を目指す。新会社「養老服務有限公司」は山東能源集団傘下の山東頤養健康産業発展集団に属し、済南市に拠点を置くとのこと。登録資本金は 1960.7843万元で、山東能源集団が 51%、元気グループが 49%を出資する。

イトーキ 蘇州市に投資会社を設立

2月14日、フィス家具メーカーの(株)イトーキが江蘇省蘇州市にある相城経済技術開発区と契約を締結したことを中国メディア新浪網が伝えた。これにより中国エリア本部となる伊藤喜(中国)投資有限公司を同区に設立する。設立後は中国エリアの傘下8社を一括管理し、日本本社にある財務、研究開発、サプライチェーンなど各セクションとの連携も深める。今回の締結においては新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響により、契約などは非対面にて実施された。

ヤマハ 意匠権侵害で勝訴

ヤマハ株式会社は自社のPAアナログミキサーの模倣品を製造・販売したとして広東省の4社に対し意匠権侵害訴訟を提起していたが、先ごろ、全4社に対してヤマハに勝訴の判決が下りたことを発表した。広州知識産権法院は審理の結果、侵害品の生産・販売・広告の中止、および賠償金をそれぞれ14万元~16万元と裁判費用の一部、約1万元(約US$1,400)を支払うように命じた。
・被告となった4社
 恩平市艾倫赫賽専業音響器材厂(GLAYブランド)
 恩平市曼卡頓電子科技有限公司(MACADNブランド)
 恩平市艺星電子科技有限公司(TEYUNブランド)
 恩平市永聯電子厂(RAMMARブランド)
【プレスリリース】https://www.yamaha.com/ja/news_release/2020/20022701/

日本電産 大連新工場に投資総額1000億円

3月5日、日本電産(株)の現地法人、日本電産(大連)有限公司の新工場が金普新区で着工した。本プロジェクトの投資総額は1000億円。2021年に生産を開始し、新エネルギー車用モーターを360万台/年を目指す。同社は昨年4月に投資総額500億円のプロジェクトとして発表していたが、500億円の追加投資を行った。
【プレスリリース】http://jp.dl.gov.cn/News/WorldNews/25595.jhtml