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中国市場への視点 ~独身の日とは?

Q.

11月11日は独身の日で、インターネットショッピングが大賑わいだと聞きました。
具体的にはどのような日なのでしょうか?

Ans.Ans.

中国では、「1」が並んでいることから「独身の日」といわれています。もともと、11月11日は「光棍節」と呼ばれ、独身者がパーティを開いたりするような日でした。
携帯電話やインターネットの普及、ネットショッピングが一般的になりつつあった2009年、中国のECサイト大手「アリババ(T-mall)」がインターネットによる販促活動を行う日としてショッピングセールを行いました。今では、アリババ以外のインターネットショッピングサイトでもセールを行うほどとなり、一大イベントとなりました。
先日の11月11日独身の日は、ちょうど10年目の節目の年。この1日だけで、アリババは過去最高の2,135億元(3兆5,228億円/前年比27%増)となりました。また同じくECサイト大手の「京東(JD)」も過去最高の1,598億元(2兆6,367億円)を売り上げています。日本でのネット通販による市場は、2017年においては16.5兆円 とも聞きます。日本でのインターネットショッピングによる1年間の売上額の2割を、アリババ1社が24時間で到達してしまう状況に、日本と中国との市場規模の差に驚かれるのではないでしょうか。
とはいえ、国民みんながみんな、11月11日にネットショッピングをするというわけでは当然ありません。たとえば、小さな子供を抱え、自身も仕事をしている女性は、ほしい商品が安くなるかもしれない11月11日まで待つ余裕はありません。「いま」欲しいので、11月11日には買わず、「いま」購入します。また、安くならなくともほしい人も、すぐ購入します。ネットショッピングのいいところは、手軽であること、荷物が目の前に届くことにあります。まさに生活における重要なツールになります。このため、インターネットショッピングのユーザーもいくつかのタイプに分かれていくのではないでしょうか。

11月11日の「独身の日」は1つのイベントであり、「独身の日」は、アリババがショッピングセールを大々的に行うイベントとして位置づけた、まさに記念日マーケティングではないかと思います。これは、企業であっても十分に展開できることです。
ブログやメルマガを配信する場合、「毎週○曜日○時に配信」を定期化していくことで、情報を受け取る方はイベントとして捉え、「毎週○曜日○時には、○○のメルマガが配信」と記憶に残ることになります。中国でもSNSが発達しているので、自社の製品を含めた情報を配信していくことで、読み手にイベントとして捉えてもらえるのではないかと思います。

 インターネットが普及することでできることが大きく変わります。もちろんインターネットショッピングなどのツールとしても使えますが、マーケティングの一つとして消費者の心情に働きかける手段にもなります。インターネットでの広告掲載やインターネットショッピングに限らず、インターネットを多様に使いこなすことで、大きな味方になると実感します。


※ 経済産業省「平成29年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」より。

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