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中国市場への視点
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中国市場への視点 ~最新のスマートフォン利用方法~

 スマートフォンを中心とした新メディアの発展により、人々の暮らしは変わり、中国をモバイル大国へと押し上げました。中国人にとってスマートフォンは生活に必要不可欠なツールとなり、肌身離さず持ち歩き、通勤電車内や道路を横断中に操作するのはもちろんのこと、時にはトイレにも持ち込みます。レストランで家族揃って座っているのに、各々がスマートフォンを片手に食事をする姿はとても奇妙な光景です。

最近、北京大学新メディア研究院と中国民営科技実業家協会、微博(ウェイボー)、新浪モバイルが共催した「相互接続・革新・変革」国際新メディアフォーラムで、興味深いデータが発表されました。ボストン大学のジェイムズ・カッツ教授の研究によると、世界の大半の人が起床後、まず携帯電話を見るというのです。中でも、中国人は今年1月~6月に、SNSにおいて398億時間を費やしたとのこと。この数値は、ピラミッド109個の建設にかかる時間に相当する、とのデータが発表されました。同フォーラムでは、インターネットの発展により紙媒体の存在感が失われつつあるとの指摘も見られました。中国共産党中央委員会の機関紙でもある人民日報や人民網は、微信(Wechat)や微博でニュースを配信していますが、新聞の発行部数は300万部程度であったのが、現在は約6億人にニュースを届けているというのです。

そして、紙媒体がモバイルツールへ移行していくように、様々なサービスがスマートフォンに集約されるようになってきています。日本のTVニュースでも頻繁に紹介される、「支付宝(アリペイ)」や「微信支付(ウィーチャットペイ)」などのモバイル決済はその代表的な存在と言えるでしょう。

そんな中、モバイルツールを使った新しいサービスが北京で始まりました。9月20日より、北京地下鉄空港線の各駅で、スマートフォンにQRコードを表示し、それをスキャンすることで改札を出入りできるようになったのです。「易通行」というアプリケーションを使い、支払いは工商銀行と支付宝、京東支付から選ぶことができる、とても画期的なものとなっています。来年には北京地下鉄全線で使えるようになるそうです。
また、上海ディズニーランドでは、9月21日より「デジタル・ファストパス」が導入されました。公式アプリから予約できるようになり、利用料はかかりません。これまでパーク内の指定箇所に設置されているファストパス発券所で長い列に並んで紙のファストパスを取得していましたが、これからはスマートフォンが1台あれば、パーク内のどこからでも利用できるのです。

スーパーでの買い物、レストランでの食事に加え、交通機関までモバイル決済のスタイルが一般化すると、出かける際に、スマートフォン以外の持ち物がいらなくなります。

微信(Wechat)だけでも6.6億人のユーザーがいるとされており、電話やメールを使わずに、チャットで仕事の要件を伝えるビジネスマンも多く存在します。名刺交換をするかのようにアカウントを交換した次の瞬間から、気軽なやりとりが始まるのです。

生活面でも仕事面でも欠かすことのできない存在となっているスマートフォン。次はどんな便利な機能が利用できるようになるのでしょうか。まずは、毎年11月11日に開催される、ネット最大規模の「独身の日」セールで、最新機種を手に入れるところから始めましょう。 (N.M)


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